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認識 (空間・物体)



ARにおける認識とは、カメラなどから読み込んだ内容をもとに事前に登録された情報(物体・画像)とどの程度合致するか測定したり、ARコンテンツ表示のための空間測定をしたりすることです。

<物体認識>

物体認識では、カメラで立体物の特徴点を解析し、立体物をかざされている面に対してその面に出現するように設定されているARコンテンツを表示させます。対象物を360度認識するため、フィギュアや商品などあらゆる三次元の立体物を認識できますが、3Dデータを扱うような専門性の高い作業が必要です。近年Instagramのストーリーズでフォトフレームを出現させるなど、ARカメラエフェクトが利用された例があります。亀田製菓の公式Instagramでは誰でもターン王子になれるARカメラエフェクトが発信が配信されています。これは人の顔を認識することで実現されています。

<空間認識>

空間認識では、カメラや画像センサーから現実世界の空間(高低差や大きさ、奥行きなど)を認識し、ARコンテンツを配置・表示させます。利用者自身がARコンテンツの出現位置を床面や机の上などに決めることができます。産業分野での業務効率向上や、家具・家電の配置シミュレーションに利用されています。例えば、IKEAのARアプリでは複数の家具を表示し、部屋の模様替えの配置シミュレーションを行うことが可能です。家具配置を行う空間を認識し、ARコンテンツを複数配置できます。LOWYAなどでも同様の体験をすることが可能です。


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