金沢市内で「ARアートパーティーKANAZAWA」開催中!街角でARアートを楽しめる
街角でARアートを楽しめる金沢市のイベント「ARアートパーティーKANAZAWA」が開催されています。2021年8月31日まで開催される本イベントは、スマートフォンを通して街角でARアートを楽しめるというもので、ユーザーは竪町ストリート周辺や金沢駅前を中心に、現実の風景に重なって浮かび上がるARアート作品を体験することができます。
ARアートを楽しめる「ARアートパーティーKANAZAWA」
伝統芸能やデジタルアートを融合させ、新しいアートの形を追求する「kanazaWAZA研究所」が主催する本イベントでは、竪町商店街の店や金沢駅の観光案内所で配布中のカードに記載された地図とQRコードを利用してAR体験ができます。ユーザーは地図の示すスポットへ行き、記載されたQRコードを自身のスマートフォンで読み取るとInstagramが起動され、同アプリ上でARアートを楽しめます。
スポットは竪町商店街周辺7カ所と金沢駅の鼓門に設置されており、ユーザーは様々なモンスターが大騒ぎする様子を楽しみながら動画や静止画を保存して、友人や家族とシェアすることも可能です。現実世界と仮想空間が融合した新感覚のアートを堪能できます。
渋谷で実施したプログラムを金沢で
本イベントは2021年5月に渋谷で開催されたイベントのプログラムを金沢で体験できるように調整され、開催が実現しました。新型コロナウイルス感染症拡大防止により人が街から消えたことで、身を潜めていた妖怪たちが出現し、金沢でパーティーを楽しむというストーリーになっています。
様々なイベントが縮小や中止を余儀される中、若者や学生などがスマートフォンを通して気軽にARアートを楽しめるようにと、夏休みに合わせて企画された本イベント。「kanazaWAZA研究所」代表の澤田雅美さんは「いつもの街や空も、スマートフォンをかざすだけでアート空間になる。」と話し、来年開催予定のARイベントの前に、「まずはARがどのようなものなのかを多くの人に経験してもらい、簡単に楽しめることを実感してもらいたい」とコメントしています。
ARGO編集部のひとこと
AR技術は、マーカーやQRコードがあれば、自身のスマートフォンだけで利用することができるため、コロナ禍でも非接触で安全に楽しめるというメリットがあります。また、街でARを活用したイベントをおこなうことで、周辺施設への来客数や滞在時間向上・周遊率アップなどが見込め、現在では地域の活性化における様々なイベントにAR技術が活用されています。