「越知川名水街道自転車下り」がARラリーを導入 利用客の集客と消費促進を目指す
2020年6月27日(土)から、兵庫県神河町でARラリーが「越知川名水(おちがわめいすい)街道自転車下り」に導入されています。
「越知川名水街道自転車下り」とは神河町の観光名所のひとつで、約20キロの道を自転車で下りながら神河町の自然を存分に楽しむというツアーです。本ARラリーでは自転車下り道中にある10ヶ所の看板を発見し、専用アプリ「COCOAR」でスキャンすることで、神河町の公式キャラクター・カーミンが描かれたARフォトフレームが出現し、一緒に写真撮影を楽しめます。
スタンプラリー機能もあるため、画面内に表示される「タップしてリンク先へ」というボタンを押すとARスタンプをひと地点につきひとつ獲得できます。スタンプを10個すべて集めると、オリジナルステンレスボトルやマウスパッド、ミニタオルが当たる抽選に応募できるとのこと。
「越知川名水街道自転車下り」は2000年にサービスを開始して以来、2013年には1万人が参加するなど人気を博していましたが、新型コロナウイルス感染症の影響を受けて客足が減少。そこで本企画を導入し、集客効果と消費促進を目指すとのことです。
本企画に携わる一般社団法人神河町観光協会町は今後、高原や銀の馬車道エリアにもスタンプラリーの範囲を広げ、地域全体の回遊を促すとしています。
ARGO編集部のひとこと
ARマーカーは好きな場所に設置できるため、特定の地域や場所を回遊させることが可能です。従来のスタンプラリーに必要な台紙やスタンプ、スタッフの配置などが不要なので、コストを抑えつつ効率的な運営を行えるほか、本企画のような屋外イベントでも取り入れやすいのが特徴です。また利用客もスマホひとつで参加できることから企画へ参加しやすくなり、さらなる集客が望めます。
INFO
ARアプリ「COCOAR」
【ストアURL】App Store(iOS) / Google Play(Android)