ARでアートを試せるサービス「kazaru×AR」公開!自宅の壁に実寸大の作品を飾れる
ARでアートを試せるサービス「kazaru×AR」が2023年9月より、アールビバン株式会社によって公開されました。本ARサービスは、好きなアート作品を選んで飾りたい場所にスマートフォンをかざすと、ARのアートが実寸大で映し出されるというものです。自宅の家具の配置や壁の広さに合わせてアート作品を飾るARシミュレーションを行えます。
【ARでアートを飾る「kazaru×AR」とは】
アールビバン株式会社が公開した「kazaru×AR」は、自宅の壁などで気軽にアートを飾る様子を試せるARサービスです。ユーザーはスマートフォンで公式サイトにアクセスして好きな作品を選んだ後、カメラで平面を認識することで3Dのアートを飾る様子を楽しめます。
アートは実寸大で表示されるためリアルなシミュレーションを楽しめる上、自宅の家具の配置や壁の広さに合わせてコーディネートも楽しめるのが特徴です。玄関やリビング、棚の上など、場所も選ばず、自由にシミュレーションを行い、ぴったりの飾り方を見つけることができます。
【「kazaru×AR」の使用方法】
本サービスは、アプリのダウンロードが不要なウェブARが採用されているため、スマホを持っている人なら誰でも気軽に楽しむことができます。
《使用方法》
- ①自身のスマートフォンで『kazaru×AR』公式サイトにアクセスします。
- ②好きなアート作品をタップします。
- ③カメラが起動したら、平面を認識させるように床にかざします。
- ④選んだアート作品の3Dデータが表示されます。
- ⑤表示された3Dデータをドラッグして、表示位置を調整します。
AR試着施策が増加している洋服やコスメのように、気軽に試すことが難しかったアート作品。本サービスの公開によってどのような反響があるのか、注目が集まっています。
ARGO編集部のひとこと
現実空間にデジタルデータを重ね合わせて表示することができるARは、リアルさや臨場感、没入感を演出することができるため、年々導入事例が増えています。ARを活用することで、搬入が難しい大型家具や建造物も瞬時に再現することができるため、近年では家具・家電分野や不動産業などにおける導入も進んでいます。アート分野においてはARを活用した創作も増えており、今後さらに表現の幅が広がっていくことが予想できます。