3Dモデルを簡単に作ることができる「3DA」機能が登場!クラウドサーカス株式会社が提供するウェブAR制作ツール「LESSAR」に実装
ARで利用できる3Dモデルを簡単に作ることができる「3DA」機能がクラウドサーカス株式会社が提供するウェブARマーケティングツール「LESSAR」に実装されました。ARで利用できる3Dモデルを写真から簡単に作ることができる「3DA」では、誰でも少ステップで簡単に作成ができます。
3Dモデル作成ツール「3DA」
3DAは写真から簡単に3Dモデルを制作できるツールです。写真を登録し、不要な部分を削除する、最短2ステップで利用可能。WEBサービスでのフォトグラメトリはかなり珍しく、中でもARと連携したサービスとしては先駆けといえるサービスです。
被写体を様々なアングルから撮影した2D写真を面像解析、Depthスキャンなどで解析し、3Dモデルを作成する技術のこと。大きさと精度によるが、基本的には普通の難易度。専用ツールを使って作成する。
「3DA」の使い方
- ①写真をアップロード:「LESSAR」の管理画面で、3Dモデルにする写真ファイルをアップロードする。
- ②3Dモデル調整:数十分後に自動で、アップロードした写真が3Dモデル化されるため、余計な部分の削除や角度・大きさの調整をする。
- ③3Dモデルの生成:調整の後、「完了」をクリックすることでシステムが3Dモデルへの変換を開始。約20 分~数時間後に3Dモデルが完成する。
- ④ARコンテンツとして公開:生成した3Dモデルはマーカー AR作成時に3DAオブジェクト欄からオブジェクトとして選択することができる。
上部3Dモデルは下記のような写真を様々な方向から46枚撮影して登録し、作成したものとなります。
「3DA」開発背景
本機能は、AR機能の強化を目的として開始されました。近年、スマートフォンの普及とともに、メディアサイトや 口コミサイト 、SNSなどを通じたユーザー発信の情報が重要視されるようになっています。企業において顧客体験の価値向上は、よりよい口コミの発生と企業イメージ向上につながるため、収益増加のためには欠かせない要素です。
ARはオンライン上の顧客体験価値を高めるプロモーション手法として注目されています。今回公開する、「3DA」のβ版は、フ ォトグラメトリによる3D作成が可能です。「3DA」を「LESSAR」へ連携させたことで 、ユーザーは「LESSAR」の管理画面上で、3Dモデルの作成からAR化までを4ステップで簡単におこなうことができるようになります。
そのため、これまで技術やコストの問題で3Dモデルの作成を見送ってきた中小企業でも気軽に作成・活用が可能です。 ※「3DA」を利用するには「LESSAR」有料プランの契約が必要です。
現在、「LESSAR」にて利用が開始されていますが、年内には「COCOAR」でも利用可能になる予定です。また、β版ではフォトグラメトリ機能のみ実装されていますが、操作性や処理性能の向上をおこない、中長期的には3D制作手段を拡張していくとのこと。 ARコンテンツの品質向上と機能拡充で、ARによる体験性の高いプロモーションの実現を目指していきます。
3DAで作成した3Dモデルのサンプル
ARGO編集部のひとこと
写真を撮るだけで3Dコンテンツ化ができるので、コストをおさえつつ、リッチなコンテンツを作成し、提供することができます。難しい設定も必要ないため、どんな方でも簡単に作成できます。