アクトランド、ACT ARプロジェクト第二弾「アクトランド夏のAR展示館」を発表。ARスタンプラリーやARアートを展開
高知県香南市にあるテーマパーク「アクトランド」は、展示物とARを掛け合わせた「ACT ARプロジェクト第二弾」を実施することを発表しました。期間は2020年7月18日(土)~9月27日(日)までです。
第二弾では2つのAR企画が開催されています。
1.「龍馬歴史館でAR大捜索」
「龍馬歴史館でAR大捜索」は、龍馬歴史館のなかに隠れている6人のキャラクターを探すというARスタンプラリー。ARアプリ「COCOAR」で蝋人形をスキャンするとARスタンプをひとつもらうことができます。すべてのキャラクターを探し出す(ARスタンプを集める)と、オリジナル待受画像とアクトランドの展示館「絵金派アートギャラリー」の入館料が半額になるチケットがもらえます。
龍馬歴史館とは、幕末明治維新の英雄・坂本龍馬の激動の生涯を蝋人形でリアルに再現した施設です。坂本龍馬の歴史的場面を27コマにわけて展示し、120体を超える蝋人形とともに、生誕から終焉までを立体的かつ鮮やかに表現しています。ARイベントを楽しみながら、坂本龍馬の歴史を学ぶことができます。
2.「絵が動く!AR絵金派アート」
「絵が動く!AR絵金派アート」では、展示されている3作品に「COCOAR」をかざすと、作品の中の絵が動き出します。コミカルな人物の動きや幻想的な背景の演出、また同施設が制作・配信を手掛けるオリジナルキャラクター・幕イケ絵金先生による作品解説など、土佐の天才絵師・弘瀬金蔵、通称「絵金」の世界をより深く楽しむことができます。
絵金派アートギャラリーでは女性の美しさを描いた美人画や、一般市民の日常を豊かに描いた風俗図、狩野派の流れを組んだ忠実な日本画など絵金の絵画を数多く取り扱っています。
「ACT ARプロジェクト」は2020年5月15日(金)に開園5周年を迎えることから実施。記念すべき第一弾では、蝋人形がマジな感情を物申す「AR龍馬劇場」企画が展開されていました。(開催期間:2020年3月20日~7月5日)
ARGO編集部のひとこと
展示物にAR技術を導入することで、展示物に関する知識や歴史などをAR動画や音声でわかりやすく伝えることができます。またARスタンプラリーは好きなところにARマーカーを設定できるので、施設内の回遊対策にもつながります。最近では人や展示品との接触を極力減らせるため、コロナ禍における非接触型イベントとしての活用が増えています。