ARで複数の家具家電を自宅に試し置きできる 「Room Decorator」をAmazonがリリース
AmazonがAR機能で家具などを自宅に試し置きできる「Room Decorator」のサービスをスタート。「Room Decorator」は、購入を検討している家具家電などをスマートフォンのAR機能を使い、自宅に試し置きできるサービスです。
同社では以前から、Amazonショッピングアプリで利用できる「ARビュー」をリリースしていましたが、本サービスの最大の特長は、1つの商品だけなく、複数の商品が同時に表示できるという点となります。 テーブル、チェア、ソファ、ベッドなど、複数の家具の同時試し置きができることで、部屋のトータルコーディネートができるのはもちろん、「家具をたくさん買い揃えたものの、部屋に入りきらなかった…」といった失敗を回避することができます。
海外ニュースサイトのVRFocusによると、商品を表示させたい空間にスマートフォンをかざし、“View in your Room(部屋に表示)”というボタンをタップするだけで、すぐに実寸大かつ高解像度のアイテムが出現するそう。Amazonならではといえる、おすすめ商品のレコメンドも表示されるので、自分が求めている理想の商品と出会えそうですね。対応デバイスは、iOSおよびPCとなっています。
なお、2020年8月末から数週間のうちに全米でサービスの開始を予定。日本および、そのほかの国でのリリース時期は現時点(2020年9月)での発表はされていません。
ARGO編集部のひとこと
大型家具や家電は、サイズ感がイメージしづらく、価格も高額な場合が多いため、即購入とはなかなかいかないアイテムです。ARによって実寸大のアイテムをお試しで設置することで、お客さまの背中を押すことができるだけでなく、「Room Decorator」のように複数のアイテムを表示することで「まとめ買い」による売上率のアップも期待できます。