AR技術搭載のボードゲーム「Tilt Five(ティルト・ファイブ)」ではRPGやシューティングゲームなどが楽しめる!
米Tilt Five(ティルト・ファイブ)社は、ARボードゲーム「Tilt Five」の予約受付を公式サイトで実施しています。「Tilt Five」はクラウドファンディング発のボードゲームで、ARグラスを着用し、テーブルの上に現れた3Dモデルを使って複数人で遊ぶボードゲームです。ボードゲームのほか、RPGやシューティングゲームなど複数のゲームを楽しむこともできます。
プレイ時は主に「ワンド」と呼ばれる棒状のコントローラを使用。ARに映った3Dオブジェクトの操作をはじめ、コントローラ上に配置されたボタンやトリガー、アナログスティックと組み合わせることでさまざまな操作が可能になります。
Tilt FiveのARグラスは「Microsoft HoloLens」や「Magic Leap 1」のような透過型のレンズに直接映像を投影する仕組みと異なり、グラスに埋め込まれた左右2つの小型プロジェクターがゲーム盤に映像を投射します。外部の端末(PC、スマートフォン)に接続することで作動し、重さが約85gとほかのARグラスと比べて軽量なのも特長のひとつです。
クロスプレイにも対応しており、ARグラスや専用ボードを持っていない友人とも遊べるそう。ソロモードも備え、ひとりでも複数人でもプレイできます。価格はARグラスとコントローラ専用ボードのセットで359ドル(約3万8000円)となっています。
ARGO編集部のひとこと
ゲーム盤の上に立体マップが表示され、3DCGのドラゴンやクリーチャーが縦横無尽に暴れまわる…。ドラマや映画でしか考えられなかったようなARデバイスがついに登場しました。現段階では家庭内での使用に限られていますが、今後はアミューズメント施設やゲームセンターへの導入もありそうですね。このように昔からあった玩具にAR技術をかけ合わせることで、より玩具の魅力を引き出すことに成功している事例は数多くあります。下記関連記事ではAR×玩具の活用事例をご紹介していますので、ぜひご一読ください。