AR作品を楽しめる安曇野ビンサンチ美術館!「AR美術館」としてリニューアルオープン
ARと豊かな自然を組み合わせて楽しめる美術館として、安曇野市穂高有明の安曇野ビンサンチ美術館が2021年4月29日(木)にリニューアルオープンします。ARアプリ「Artivive」を自身の端末にダウンロードし、美術館の庭に展示されたCGにカメラをかざして楽しめるAR作品では、ふくろうがこちらへ向かって羽ばたいてくる演出などこれまでにない臨場感のある展示を楽しめます。
北山館長と妻の早苗さんの作品約150点が展示されている安曇野ビンサンチ美術館では、そのうち約30点がAR作品として展示されています。来館者はアプリをダウンロードした端末のカメラを通して、角度や距離によって見える映像が変化する作品などをARで楽しむことができます。
光学顕微鏡で見えるミクロの世界を切り取った幻想的な映像作品や、犬のロゼ(人形)が踊る作品をARで楽しめるほか、ARの中に入り込んだような没入感のある写真を自身のタブレットやスマートフォンで撮影することも可能です。
新型コロナウイルス感染症拡大の影響で1年間休館した本美術館の北山館長は、AR技術を活用することで「従来の作品に新たな価値が生まれた」と語っています。広々とした屋外での展示に、非接触で利用できるAR技術を組み合わせることで、感染症対策として衛生面に配慮しながら新感覚のAR作品を楽しんでもらうことができます。
ARGO編集部のひとこと
SNSへの投稿も自由に行える本美術館の作品。AR技術はリッチな演出で映える撮影が可能なため、拡散力のあるSNSとの相性が良く、プロモーション効果も期待できます。またリアルな演出で作品の世界観を拡張するという特長もあり、現在アート業界において様々な形で活用されています。
INFO
ARアプリ「Artivive」
【ストアURL】App Store(iOS) / Google Play(Android)
「安曇野ビンサンチ美術館」開
開館日:金・土・日曜日(4月29日〜5月5日は毎日開館)
開館時間:午前10時〜午後4時
入館料:500円(小中学生は200円)