ARコンテンツを株式会社DONIMICAが金沢21世紀美術館で行われるアート展「珠姫の物語」に提供
ARクリエイターの辰巳裕亮氏がARコンテンツを、金沢21世紀美術館で行われるインスタレーション・アート展「珠姫の物語」に提供しました。ARを活用して楽しめる「珠姫の物語」は石川県の創作集団「kanazaWAZA研究所」が仕掛ける地域文化魅力発信プロジェクト「WAZArt」の一環で、今後段階を経て順次ARフィルターが公開される予定です。
本アート展は「kanazaWAZA研究所」とARクリエイター集団「SSPARK」が共同でおこない、同集団の立ち上げメンバーの1人として参画しているARクリエイターの辰巳氏が企画から制作まで携わっています。同氏が制作したARフィルターは2021年4月8日(木)にリリースされます。
2021年3月23日には、加賀藩3代藩主前田利常の正室・珠姫を題材にしたARフィルターが公開され、金沢城公園の鼠多門でARを体験できるイベントが開かれました。本ARフィルターは同集団の柏原悠佑氏が制作し、珠姫がお城に入る感情の高ぶりやあどけなさが表現されています。
AR技術を活用することで、作品の世界観をよりリアルに体験できるため、伝統的な地域の魅力×最先端AR技術の組み合わせがどのような新感覚体験をもたらしてくれるのか、期待が高まります。
ARGO編集部のひとこと
AR技術を活用することで「臨場感」を演出することが可能になり、ユーザーへより没入感のある体験を提供することができます。対象の世界観をよりリアルに伝えることができるので、現在はゲーム業界や美容・ファッション業界など、アート業界以外にも様々な活用事例があります。新型コロナウイルス感染症防止をきっかけに急増したAR施策は、現在も日々進化を続けています。
INFO
インスタレーション・アート展「珠姫の物語」
開催期間:2021年4月8日(木)~4月11日(日)9:30〜18:00(金土は20:00まで)
会場:金沢21世紀美術館 シアター21
料金:一般1200円、小学生600円(当日券は100円増)
※未就学児無料