ARアプリ「COCOAR」が熊本市内99カ所の観光案内サインに採用!まち歩き環境向上を図る熊本市の施策
ARアプリ「COCOAR」が、熊本市のまち歩き環境の向上やインバウンド再開に向けた施策のひとつとして99カ所の観光案内サインに採用されました。2021年4月〜2024年3月末まで予定されている本取り組みは、ARアプリ「COCOAR」をダウンロードしたデバイスを熊本市の観光案内サインにかざすと、案内サインに表示されている数カ所の行先に関する紹介文と写真が表示されるというもので、国内外からの観光客の満足度向上や地域社会への貢献を目指します。
ARアプリ「COCOAR」熊本市の観光案内サインに採用
スターティアホールディングス株式会社の連結子会社で、デジタルマーケティング事業を展開するクラウドサーカス株式会社の提供するARアプリ「COCOAR」は、3Dや動画など、画像以外にも豊富なコンテンツを表示させることができるアプリ。ログデータを活用した効果測定も行えるため、観光客の様々な需要に応えられる施策に貢献できるという点から今回採用が決まりました。
また、ICTを利用した観光案内サインを模索する中で、専用アプリの制作に対してコストと時間を抑えることができるという点も大きなメリットです。
ARを活用した観光客の受け入れ環境整備とインバウンド再開
本取り組みは水前寺成趣園周辺や熊本城など、熊本市内に設置されている99カ所の観光案内サインに「COCOAR」をダウンロードしたスマートフォンをかざすと、案内サインに記載されている数カ所の行先に関する紹介文と写真がスライド式に表示されるというもの。気になる案内先を、より詳しくチェックすることができます。熊本市の公式観光WEBサイトのリンクも表示されるため、さらに熊本市について知識を深めることも可能です。
ARを観光案内サインに活用することで、観光施設の情報収集やモバイル端末と連動した観光地への誘導が可能になり、観光地来訪や地域社会の貢献、インバウンド強化が期待できます。
ARGO編集部のひとこと
ARを観光における施策に導入することで話題になり、プロモーション効果が期待できるほか、来訪者数の向上による周辺店舗の周遊率アップなどが見込めます。現在では地域の活性化のためのAR施策は増加しており、最近では金沢市内で開催された「ARアートパーティーKANAZAWA」や高岡駅のAR付き大型タペストリー、長野県阿智村の「ARナイトウォーク」などが話題になりました。
INFO
ARアプリ「COCOAR(ココアル)」
【ストアURL】 App Store(iOS) / Google Play(Android)