屋内ARナビ機能を自社アプリに実装できる「PinnAR SDK」提供開始!屋内でのARナビと2Dマップのナビが可能に
屋内ARナビ機能を自社アプリに実装できる「PinnAR SDK」の提供が2022年1月26日(水)より開始されています。ARナビゲーションアプリ「PinnAR(ピナー)」に搭載されている屋内ARナビゲーション機能をSDKとし、「PinnAR」以外のアプリへ実装できるようになることで、屋内での目的地設定や自分の位置の測位、直感的なARナビゲーションが可能になります。
屋内ARナビ機能開発キット「PinnAR SDK」
従来屋内でのナビゲーションはGPS信号が遮断されてしまうため、目的地にたどり着くルート設定や正確な位置把握が難しく、実用化に至っていませんでした。そこでモバイル通信のクロスボーダー・ソリューションを世界規模で提供する株式会社テレコムスクエアが開発したのが、独自ルーティングエンジンと屋内における現在地測位技術を駆使した「PinnAR」の屋内ARナビゲーション機能です。
本機能をパッケージ化して提供することで、開発にかかる時間や費用を大幅に削減し、自社アプリにAR屋内ナビ機能を実装することが可能になります。
屋内ARナビ機能の内容
実装することで「PinnAR」以外のアプリからでも屋内ARナビゲーションを利用することが可能になる「PinnAR SDK」では、ARを活用した屋内ナビゲーションと2Dマップの屋内ナビゲーションの2つの機能を利用できます。ARを活用することで、地図が読めない方でも直感的に目的地にたどり着くことが可能です。
新型コロナウィルス感染症予防対策や顧客利便性の向上のため、現在既に「JR新宿駅」「成田国際空港」「玉川髙島屋S・C」で展開されている本機能。今回の提供をきっかけに、より多くの人にARナビゲーションが浸透していきそうです。
ARGO編集部のひとこと
AR技術は情報やデータを視覚化して表示することができるため、ユーザーへよりわかりやすく内容を伝えることが可能になります。ARを活用した施策は自身のスマートフォンだけで完結して行えるため、非接触で利用できるのも大きなメリットで、ウィズコロナ時代において最も注目されている技術の一つといえるでしょう。
INFO
関連リンク
ARアプリ「PinnAR(ピナー)」
【ストアURL】App Store(iOS) / Google Play(Android)