AR・VRを活用する「バーチャル宇宙飛行士選抜試験」が8月にリリース決定!先行予約を開始
AR・VRなどを活用するエンタメコンテンツ「バーチャル宇宙飛行士選抜試験」が2021年8月にリリースされます。それに伴い、イベントの先行予約がスタート。応募期間は2021年7月11日(日)の23:59 まで。応募者が多い場合は抽選になるとのことです。
先行予約の対象者は小学3~6年生となっていますが、開発元である株式会社amulapo(アミュラポ)の公式サイトでは小学1~6年生対象のコンテンツを開発していると記載があるため、今後の対象拡大も期待できます。
ARを使うバーチャル宇宙飛行士選抜試験では「ARグラスを使用し、無重力下の宇宙で物体がどのように動くのか観察する」といった体験ができます。宇宙体験だけでなく、まだ普及していないARグラスといった最新技術の体験ができるのもこのイベントの特徴。子どもの学びを深める絶好の機会になるでしょう。
本コンテンツはamulapoが「令和2年度 いばらき宇宙ビジネス事業化実証プロジェクト」にて制作したもの。2021年6月につくば市限定の実証実験をおこなった際は、募集人数48名に対し760名の応募が殺到し、注目度の高さが伺えました。
「バーチャル宇宙飛行士選抜試験」の内容
バーチャル宇宙飛行士選抜試験では「船外活動、船内実験、宇宙食などの試験を体験する」というコンセプトのもと、ARグラスで宇宙空間の物の動きを観察する体験以外に、VRゴーグルやAIロボットを使う体験が用意されています。
VRではグラビティチェアと呼ばれる特殊なイスとVRゴーグルを使用し、無重力を体験。AIを活用した体験では、ロボットが出題するクイズに答え、宇宙食についての理解を深める内容を用意しています。全ての体験が終了したら、選抜試験の結果と修了証が授与されるため、子どもの良い思い出になるでしょう。
本コンテンツは、実際の宇宙飛行士選抜試験の内容をトレースしたものではありません。そのため選抜試験というテーマではありますが、楽しみながら宇宙について深く学べる内容となっています。
「いばらき宇宙ビジネス事業化実証プロジェクト」とは
「いばらき宇宙ビジネス事業化実証プロジェクト」は、宇宙ベンチャーの創出・誘致及び県内企業による宇宙ビジネスへの新規参入の支援をおこなう、茨城県のプロジェクトです。
ARGO編集部のひとこと
本コンテンツではVR、AIなどさまざまな技術が活用されていますが、ARは大がかりな装置を必要とせず、手軽に宇宙空間にいるかのような演出が見られます。現実にある物質との対比も可能です。遊び感覚で学べるため、子どもたちを夢中にさせる効果も期待できます。今後も学びや教育分野でのAR導入事例は増加していくでしょう。