川中島の戦いをデジタルで再現!3D絵巻/VR/AR展が長野で開催
長野市と株式会社一旗が、川中島の戦いを題材にした「3D絵巻/VR/AR」プロジェクトを公開。この取り組みは、歴史と最新技術の融合により、地域の文化資源を活用した新たな観光誘客の機会を創出しています。
出典:一旗プロデュース「川中島の戦い 3D絵巻/VR/AR」を公開。川中島古戦場と周辺の松代地域への誘客・周遊促進を目的に長野市が所有する錦絵などの文化財を活用した「川中島の戦い」観光デジタルコンテンツ。 PR TIMES
川中島の歴史をデジタル技術で体験
株式会社一旗は、長野市の協力のもと、歴史的な「川中島の戦い」をデジタル技術を駆使して再現したプロジェクト「川中島の戦い 3D絵巻/VR/AR」を公開しました。このプロジェクトは、川中島古戦場とその周辺地域の松代への観光促進を目的としており、長野市立博物館が所蔵する「川中嶋大合戦」などの貴重な文化財のデジタルアーカイブ化を基にしています。3DCGを活用したダイナミックなデジタルアニメーションで、見る者を歴史の渦中へと引き込みます。
新感覚の体験ゾーンと公開コンテンツ
メインアトラクションである「モンスター図鑑 AR体験ゾーン」では、AR技術を用いて、実際にモンスターを間近で観察できる体験を提供しています。このプロジェクトでは、デジタル田園都市国家構想推進交付金の活用により、伝統と最新技術の融合を実現。公開されている「川中島の戦い 3D絵巻」は、YouTubeや長野市立博物館で視聴可能です。また、VR専用ブースでは、さらにリアルな戦場の雰囲気を体験でき、ARは川中島古戦場史跡公園で楽しめます。
歴史的意義と今後の展望
川中島の戦いは、日本史上有名な合戦の一つで、特に4度目の戦いは信玄・謙信の英雄譚に彩られています。このプロジェクトにより、歴史の教科書でしか触れることのできなかった出来事を、現代の技術を通じて体験できるようになりました。株式会社一旗は、このプロジェクトを通じて、地域文化の魅力を再発見し、新たな観光資源としての価値を高めることを目指しています。
ARGO編集部のひとこと
「川中島の戦い 3D絵巻/VR/AR」は、歴史的な戦いをデジタル技術で再現することで、新しい観光の魅力と教育的価値を提供しています。これは、技術の進歩がいかにして伝統文化の伝承に貢献できるかを示す素晴らしい例です。歴史好きも技術好きも、この機会に長野市の歴史とデジタル技術の融合を体験してみてはいかがでしょうか。
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