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「Etsy(エッツィ)」アプリにAR機能を追加アップデート。アート作品の「試し置き」が可能に

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ECサイト運営会社Etsy(エッツィ)は、「手作りアイテムはEtsyで」アプリへのAR機能追加を2020年6月に発表しました。AR機能のアップデートにより、絵画やポスター、写真など壁掛けアート作品の試し置きが可能になりました。

本サービスは空間認識ARを利用しており、ARカメラが壁面を認識することで、指定のアート作品が3Dとして表示され、実際に飾られているような体験ができるというものです。

AR機能はiPhoneやiPadのiOS端末のみ、ベータ版として体験することができます。AndroidOSに関しては現在開発中とのことです。

EtsyのARアプリによる絵画の試し置き

出典:Etsy

Etsyは、手作り雑貨やビンテージ品などを取り扱うハンドメイド商品向けECサイトで、企業としては2005年に創業しており、アメリカに本社があります。日本においては、2014年に日本語版公式サイトを開設。2016年には、国内向けECサイトの本格稼働を開始しました。

以下でアプリの利用方法を解説しています。

<AR機能の利用方法>

  • (1)「Etsy」アプリ起動後、検索バーをタップし、「カテゴリーごとに閲覧」を選択。
  • (2)「アート&コレクターズアイテム」を選択します。
  • (3)「プリント」「絵画」「写真」いずれかのカテゴリーから試し置きしたい作品を選びます。
  • (4)作品詳細ページの画像右上にある、正方形のARアイコンをタップしてください。
  • (5)ARカメラを動かして「壁」を認識させます。黄色く光った場所をタップすると、アート作品の試し置きが可能。そのまま商品をカートに入れることもできます。

ARGO編集部のひとこと

AR技術の活用による試し置きができれば、外出自粛が求められる状況下でも楽しく買い物ができます。
絵画や写真・ポスターなどのアート作品は、実物を手に持った上で部屋に飾らないと本当に部屋の雰囲気に合っているのかどうか判断しにくく、購入も億劫になりがちです。ECサイトやECアプリでARの試し置きができることで、部屋に飾った際のイメージ付けができ、購入へのハードルを下げることが可能です。 ECサイトにおける試し置きサービスは増加傾向にあり、「IKEA」をはじめ「LOWYA」や「Wowma!」がいち早くARを利用した運用を始めています。
商品購入前に、ARを活用することで購入後のイメージが得られれば、商品購入前後のギャップを減らすことができるだけでなく、購入までのラストワンマイル体験を後押しできます。EC業界においてAR活用は今後当たり前のこととなるかもしれません。

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  1. Etsy

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