「ゲゲゲの鬼太郎」の世界観をARなど最新技術で完全再現!妖怪の世界へ旅に出よう
「ゲゲゲの鬼太郎」の世界観を、「XR(AR,VR,MRなどの総称)、3DCG」といった最先端技術を使用することで再現するプロジェクトが2018年8月23日に発表されました。
このプロジェクトは「ゲゲゲの鬼太郎 魂とアート」と題されており、株式会社ダイナモピクチャーズが、東映アニメーション株式会社、Gugenka(株式会社CSレポーターズ)と共同し、「ゲゲゲの鬼太郎」アニメ化50周年を記念したアート作品です。
今回のプロジェクトでは、主に3つのコンテンツが用意されています。
1つ目は、「ゲゲゲの鬼太郎」の妖怪世界を疑似体験できるVRアプリ『魂の送り火』です。開発をGugenkaが担当しており、同社のxRアーティスト・並松氏が「ゲゲゲの鬼太郎」の恐ろしくも美しい世界観をVRで演出しています。妖怪の世界に迷い込んでしまったユーザーは、「ゲゲゲの鬼太郎」に登場するキャラクターたちに出会いながら元の世界への脱出を目指します。
レノボのスタンドアロン型VR「Lenovo Mirage Solo with Daydream」対応のコンテンツとして、9月に開催される「東京ゲームショウ2018」において先行体験イベントがおこなわれます。
2つ目は、Gugenkaが配信するARアプリ「HoloModels」への「ゲゲゲの鬼太郎」フィギュアの追加です。 「HoloModels」は3DCGで作られたアニメのARフィギュアを自分の好きな場所に飾ることのできるiOS専用のスマートフォンアプリです。アプリに「ゲゲゲの鬼太郎」に登場する「目玉おやじ」などのキャラクター5種のARフィギュアが追加されます。ARフィギュアは、サイズやポーズ、表情などを自由に設定できるため、実際に目の前に妖怪がいるかのような感覚を味わうことができます。フィギュアは今秋より順次販売予定です。
3つ目は、アトラクション・シアター向け3Dムービー作品『魂の行方』の制作・配給です。1999年に公開された第1作目の登場から、遊園地をはじめとする娯楽施設やショッピングモール等で好評を得てきた「ゲゲゲの鬼太郎」3Dムービー作品の4作目で、常設シアターへのソフト配給から、イベント向け簡易シアターの短期レンタルまで幅広く取り扱います。日常へ不安をもつ男が、「ゲゲゲの森」へ迷い込み、奇妙な出来事を体験するという内容です。
ARGO編集部のひとこと
本プロジェクトの1つARフィギュアは、多彩な演出による撮影を楽しめたり、デバイスさえあればどこにでも持ち歩けたりと、ファンの満足度を上げられるコンテンツとなっています。「鬼太郎」や「猫娘」など「ゲゲゲの鬼太郎」登場キャラクターが立体のフィギュアとして販売されることはこれまでもありましたが、3DCGによるARフィギュアとなったのは今回の試みが初めてです。