世界初のランナー用ARグラス「Ghost Pacer(ゴーストペイサー)」が登場!ARランナーとリアルタイムで並走できる
Ghost Pacer社は、世界初となるランナー用のARグラス「Ghost Pacer(ゴーストペイサー)」のクラウドファンディングを実施しています。
「Ghost Pacer」を装着すると目の前にARランナーが現れ、リアルタイムで一緒に走ったり、競争したりすることができます。またフィットネスアプリ「Strava(ストラヴァ)」と連携させることで、走ったルートを地図にして保存したり、他ユーザーの走行ルートの閲覧、過去の自分のランニングデータに基づいたARランナーと並走できるなどさまざまな機能を利用できるとのこと。
ARグラスの重量はわずか90g。防水性と防塵性を備え、ランニング中でも快適に使用できるのが特徴です。
クラウドファンディングはKickstarterにて行われており、2020年8月17日(月)時点で目標金額の25,000ドル(約260万円)を突破。多くのランナーからの注目を集めています。締め切りは2020年9月4日(金)まで。プロジェクトサイトでは出資金に応じた多種多様なリターンが用意されています。
ARGO編集部のひとこと
クロスカントリーランナーでもある同社のCEO兼エンジニアのAbdurRahman Bhatti氏によると、次のクロスカントリーシーズンに向けて1人で練習している際に、同製品の構想を思いついたとのこと。ソロ練習よりも仲間と練習したほうが高いトレーニング効果があるということです。ですが最近では新型コロナの影響により、仲間とのランニングをできない状況が続いていることから、アフターコロナ時代のフィットネス活用としても関心を集めています。
AR技術を使ったスポーツグラスは本事例のほか、スイマー向けのARゴーグル(FORM社、Vuzix社)などの事例が挙げられます。