目の前に、本物そのままのバーチャルYouTuberが登場するホロライブのARアプリ「ホロリー」
2019年12月3日、カバー株式会社は、同社が運営するバーチャルタレントグループホロライブプロダクションに所属するVTuberを、ARの状態で現実に呼び出せるスマートフォン向けアプリ「ホロリー」をリリースしました。
今回リリースのアプリ内において2019年12月末時点で登場するのは、プロダクション内グループ「ホロライブ」のメンバー。おもにYouTubeでのライブストリーミングを活動の中心に置き、数万~数十万単位のチャンネル登録者数を擁している彼女たちをユーザーが自由に自分のスマホに登場させられるということで反響は大きく、Twitterにおけるハッシュタグ「#ホロリー」では、「ときのそら」「白上フブキ」「夏色まつり」といったメンバーと写真撮影を楽しんでいるファンの投稿が同月末時点で6万件以上も寄せられているほど人気となっています。
同年12月16日は待望のAndroid版もリリースされ、iPhoneユーザー以外のファンにも対応。多くのユーザーがホロライブのAR体験をできるようになりました。
ARGO編集部のひとこと
実際に触れ合うことはできないものの、画面の中に確実に存在し、人間と同じように振る舞う「VTuber」は近年おうち時間を支える一大人気コンテンツ。今回のアプリでは、もともと2Dや3DのCGによって表現されることが多いVTuberと、CGコンテンツを現実に表示させられるAR技術の相性が非常によいことがうかがえます。ファンにとって、好きなVTuberを好きな場所で確かに存在させられるアプリであるため、VTuberを運営する他の各事務所も追随する企画となりそうです。
INFO
ARアプリ「ホロリー」
【ストアURL】App Store(iOS) / Google Play(Android)