AR(拡張現実)のトレンド・事例がココにアル「アルゴ」

2019年AR関連ニュースまとめ

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2019年AR関連ニュースまとめカバー画像

目次

アパレル>・HIPANDA・渋谷PARCO

学校>・HADO・HoloBreak

プロジェクト>・ARISE・AWE Nite Tokyo・渋谷区×KDDI

メイク>・Amazon・シュウ ウエムラ

SNS>・スナップチャット・Instagram・Youtube

ARスタンプラリー

エンタメ>・うんこミュージアム・THE MUSIC DAY

交通>・JR九州×NTTドコモ・伊豆急行・JAL

書籍>・おしりたんてい・えらべる!できる!ぼうけん図鑑 沖縄・TVガイド

グラス系>・HoloLens 2・NrealLight

その他>・Google検索・Apple「[AR]T」

<アパレル>

・HIPANDA

HIPANDA

出典:HIPANDA表参道店

2019年4月14日、中国で220店舗を展開する人気ブランド「HIPANDA」の旗艦店が表参道にオープンしました。

ブランド史上最大の旗艦店となる「HIPANDA OMOTESANDO FLAGSHIP SHOP」では、専用のARアプリ「Hipanda Now」を用い、店内外のいたるところでAR体験をすることができます。例えば、入り口から入ってすぐのフロアではARで「ハイパンダ」が出現するなど、HIPANDAの世界観を最新のテクノロジーで楽しめるものとなっています。

ARGO:中国人気ブランド「HIPANDA」が日本上陸!ARで店舗コンセプトの世界観を楽しもう



・渋谷PARCO

出典: 渋谷PARCO

2019年11月22日(金)に2016年8月に休業して以来、約3年の時を経てグランドオープンした大型商業施設「渋谷PARCO(パルコ)」はリアルとバーチャルを融合した「次世代デジタルファッションビル」を掲げており、各フロアで「AR/VR技術をはじめとした最新デジタルテクノロジーを楽しむことができます。

なかでも5Fアパレルフロアの「calif SHIBUYA」ではAR技術を用いた施策を3つも行っています。店頭でのバーチャル試着やバーチャルショーケース「SHIBUYA XR SHOWCASE」、回廊でのデジタルアートなど、新感覚の購入体験ができます。

その他、「JINS渋谷パルコ店」での眼鏡をかけたままでもできるバーチャル試着や、AIアシスタント機能を持つ自律走行型パーソナルアシスタントロボット「temi」の試験導入、AR付きで提供される「魔法パフェ」など、ユーザーに新たなカスタマーエクスペリエンスを提供しています。

ARGO:最新デジタルテクノロジーが集結!渋谷PARCOで活用されているAR/VRをまとめてみた

<学校>

・HADO

2019年8月19日、東京学芸大学附属世田谷小学校の公開授業では、ARを活用したテクノスポーツ「HADO」 を使用した「実際にARスポーツは体育の授業に取り入れることができるのか」という検証セミナーが開かれました。

「HADO」は、頭にスマートフォン用のヘッドマウントディスプレイと腕にアームセンサーを装着し、身体を動かして手からエナジーボールを出して技を繰り出し、対戦するARスポーツです。子どもたちの発達における体力や体格などの差をフラットにできる可能性があるARスポーツは、今後の体育の授業や教育での導入が期待されています。

「HADO」は、観客参加型の「HADO Xball」も新しく発表されており、ますます注目を集めています。

ARGO:『ARスポーツ「HADO」は教育ツールになりうるのか』小学校でARスポーツの公開授業を開催

ARGO: 観客の応援が勝利につながる!HADOの「Xball Live」が2019年12月17日(火)に開催



・HoloBreak

筑波大学附属高等学校の体育選択科目でGraffity株式会社が提供するARシューティングバトル「HoloBreak」が採択され、AR技術を利用した授業として初めて体育科目で単位認定がされました。

「HoloBreak」は、2対2で戦うARシューティングバトルで、プレイヤーはスマホを片手に、8m×5mのフィールドを実際に動き回りながら対戦するため、従来のスマホゲームとは違う「リアルに汗をかく」体験が可能です。

筑波大学附属高等学校の「思考力・判断力・表現力の育成をしたい」という教育方針と、Graffityの「AR技術を通して身体を動かす楽しさを知ってほしい」という思いが一致し、導入が実現したとのことです。

ARGO:Graffity株式会社が新しいARシューティングバトルを開発!2019年9月7,8日に横浜で体験できる

<プロジェクト>

・ARISE

2019年7月16日(火)、AR・VRを用いたサービスを創造する株式会社MESON米国法人エンハンス株式会社サイバーエージェントでXR(VR・AR・MRの総称)開発に取り組む「XR Guild」の2社と共同でARコミュニティイベント「ARISE(アライズ)」を創設しました。

共同開催には、米国法人エンハンス株式会社サイバーエージェントでXR(VR・AR・MRの総称)開発に取り組む「XR Guild」の2社が参画しています。

ARGO:株式会社MESONがARコミュニティイベント「ARISE(アライズ)」を創設。第1回目イベントが8月3日(土)にAbema Towersで開催



・AWE Nite Tokyo

渋谷のスクランブル交差点をバックとした「awe NITE TOKYO」の告知画像と主要メンバー6人

出典: AWE Nite Tokyo

2019年5月21日、 株式会社ENDROLLGraffity株式会社株式会社MESONの3社が、世界最大のARコミュニティ「AWE(Augmented World Expo)」の東京支部「AWE Nite Tokyo」の設立を発表しました。

AWEは、アメリカ、アジア、イスラエル、ヨーロッパで定期開催されている、世界で最大のAR/VRカンファレンス・EXPOです。ここでは、様々な領域で活躍するXR業界のトップランナーが一堂に会し、見て・触れて・学ぶことによる発見やパートナーシップに繋がる機会を提供しています。

AWE NiteはAR業界を発展させることを目的に作られたAWE発のコミュニティで、世界各地に存在するローカルチャプターが互いに連携して活動しています。AWE Nite Tokyoでは、「AWE」を視察してきたメンバーによる報告会や、 ツイッター等で最新情報の発信を継続しておこなっています。

ARGO:ARの最先端を学びに、エンジニアの勉強会に参加してみた!!



・渋谷区×KDDI

2019年、渋谷では「5G(第5世代移動通信システム)」時代を見すえ、ARで飲食店情報などを表示し、渋谷の魅力を発見・発信する「渋谷エンタメテック推進プロジェクト」をスタートさせました。

このプロジェクトは、「渋谷の街をエンターテイメントとテクノロジーでアップデートする」をテーマに、一般財団法人渋谷区観光協会一般社団法人渋谷未来デザインKDDI株式会社が渋谷の一部を5Gエリア化し、5Gを活用する取り組みを実施するというものです。

ARとVisual Positioning Service(VPS)技術を利用し、位置情報・時間・気分・天気に応じてAIが音楽を自動選曲する音のARサービス「Audio Scape」や、渋谷の街がアートミュージアムになるアート展など、新鮮な企画がおこなわれています。

ARGO:渋谷区とKDDIが観光推進プロジェクトを開始!ARで飲食店情報などを表示

<メイク>

・Amazon

ロレアルグループ傘下のModiFace(モディフェイス)は、バーチャルでメイクアップアイテムを試せる「バーチャルメイク機能」をAmazonと協業し提供しています。

同機能は、ModiFaceのAIとAR技術を活用したもので、AIで自動的に製品の色などを分析し、その情報を元に、ARによって実際にメイクしたような色や質感の仕上がりになるというものです。ライブ動画だけでなく、自撮写真、モデルの顔写真でもバーチャルメイクを再現できます。

提供されるのはAmazonのモバイルECサイトとアプリ上で、「購入前に色を試したい」というユーザーの声が多く寄せられたリップを対象として、日本ロレアル、資生堂、カネボウ、コーセー、花王から計18ブランド、890点以上の商品ページで利用可能となっており、今後は他のメイクアップ製品も対象としていくとのことです。

ARGO:AmazonでAR技術を活用したバーチャルメイクが試せる!ロレアル傘下モディフェイスと協業

・シュウ ウエムラ

「自然、科学、アート」の融合をコンセプトに、シンプル&リッチな商品を販売するコスメティックブランド、シュウ ウエムラの公式オンラインショップでは、2019年5月9日よりバーチャルメイクアップサービスを提供しています。

ユーザーはオンラインショップで、人気のリップアイテムから、色とテクスチャーの異なる150以上のリップを、ARによって画面上でバーチャルメイクアップできます。

また、6月から7月にかけて、表参道本店では、獲得ポイントに応じて限定グッズやフォトフレームがもらえるARスタンプラリーを実施しました。

ARGO:限定グッズやオリジナルフォトフレームも!シュウ ウエムラ表参道本店のARスタンプラリーに行ってみた

<SNS>

・スナップチャット

SnapchatのARフィルターを利用して撮影した

出典:moguravr

2019年5月、写真共有アプリケーション「スナップチャット」が、自撮り写真の性別を変えるARフィルターをリリースすると、セレブを始め芸能人やインフルエンサーが利用して、大きな話題となりました。

一般の多くのユーザーも、自分の顔だけではなく、映画の登場人物や俳優の顔などを使ってARフィルターを試しSNSに投稿して、盛り上がりました。

スナップチャットのARフィルターには、「男性フィルター」と「女性フィルター」の他にも「赤ちゃんフィルター」など、バリエーションがあり、今後も新しいフィルターがリリースされるごとに注目を集めることが予想されています。

ARGO:芸能人やインフルエンサーの間で性別を変えるARアプリSnapchatのフィルターが話題を呼んでいる!

・Instagram

2019年8月14日、Facebook,Incが提供しているInstagramでARカメラエフェクトを作成し、Instagramストーリーズ上で公開できる「Spark AR」の提供が開始されました。

「Spark AR」の機能はInstagramストーリーズ専用カメラで使用でき、クリエイターはARカメラエフェクトを作成して公開したり、ユーザーはそのエフェクトで写真や動画を作成してストーリーズの投稿を楽しむことができます。

ARGO:AR映え時代到来!?Instagram、ARカメラエフェクトを作成・公開できる「Spark AR」提供開始

・YouTube

「YouTubeストーリー」に追加された新機能AI採用のARマスク

出典:ITmedia NEWS

2019年3月8日、YouTubeでは、クリエイターが利用できるサービス「YouTubeストーリー」で、AI採用のARマスクを利用できるようになりました。

このARマスクは、特別な深度センサーが不要で、リアルな映り込みや仮想オブジェクトの影などを実現できます。また、米国時間8月15日には「AR Beauty Try-On」がリリースされ、ARメイクの機能も使えるようになりました。

ARGO:Google、「YouTubeストーリー」にARマスク機能を追加

<ARスタンプラリー>

・映画「シティーハンター」と都営交通がタイアップし、新宿近辺を舞台にスタンプラリーが開催!

2019年2月1日(金)から2月28日(木)の期間、東京都交通局は『劇場版シティーハンター<新宿プライベート・アイズ>』とコラボし、ARスタンプラリーを実施しました。

ほかにも2019年に映画のキャンペーンでARスタンプラリーが採用されたケースは、以下のものがあります。

・ゆりかもめ沿線で、映画「アラジン」公開記念のARスタンプラリー。 

・「映画 ひつじのショーン UFOフィーバー!」の公開を記念した東急線スタンプラリー。

・「アナと雪の女王2」の劇場公開を記念した、東京・名古屋・大阪でデジタルスタンプラリー

ARGO:映画「シティーハンター」と都営交通がタイアップし、新宿近辺を舞台にスタンプラリーが開催!

<エンタメ>

・うんこミュージアム

うんこボルケーノが爆発した瞬間

出典: CASTEL

2019年8月19日から開催され大きな話題になった「うんこミュージアムYOKOHAMA」では「UNKO AR」が導入されました。

うんこをテーマにした「うんこミュージアム」は、体のしくみや子どもの教育といった真面目な要素はなく、触って、叫んで、撮影して遊んで大笑いしてうんこを純粋に楽しむ、体験型のミュージアムです。

導入されたARアプリ「pictPOP(ピクトポップ)」は、絵が動く新感覚のアプリで、うんこミュージアム内にあるマーカーにかざすとデバイスの中でイラストが動き動画や写真を撮影することができます。

ARGO:子どもも大人もやっぱりこのネタが大好き。この夏「うんこミュージアム」で新しい自分を発見?

・THE MUSIC DAY

リビングルームで端末をかざす家族と、ARで登場する乃木坂46のメンバー(秋元真夏氏・白石麻衣氏・松村沙友里氏)

出典: 日本テレビ

2019年7月6日に日本テレビで生放送された音楽番組「THE MUSIC DAY」で、スマホと連動して行われたAR企画が話題になりました。

この企画では、番組放送中に日本テレビが配信するARアプリ「mixta AR(ミクスタ AR)」を起動してかざすことで、アーティストのステージと連動したAR動画を楽しめます。

そのなかでも、話題になったのは、松平健さんが「マツケンサンバII」を披露する21時台にアプリを起動すると、ユーザーの部屋にARの「マツケン」が増殖するというもの。

かざし方によって手乗りサイズから等身大までの「マツケン」が、リビングやテーブルの上で最大15人ほどにまで増え、マツケンサンバを踊ってフィーバーする様子が撮影され、お茶の間をSNS上も大いに盛り上がりました。

ARGO:あの人気アーティストがあなたの部屋にやってくる!テレビ「THE MUSIC DAY 2018」

<交通>

・JR九州×NTTドコモ

2019年1月25日、九州旅客鉄道株式会社(JR九州)と株式会社NTTドコモは、AR技術を利用した新たな鉄道旅行サービスの実現に向け、協業協定の締結を発表しました。

本サービスは「列車の窓」を新たな情報表示プラットフォームとして活用し、風景に合わせた観光情報を車窓にリアルタイムで表示するというものです。利用者は画面のタッチや声を使ってウィンドウモニターを操作することで、必要な情報を瞬時に入手できる他、自身のスマートフォンやタブレット端末と連携することで、目的地までの観光ガイドを視聴することが可能です。

これにともない、2019年12月1日から2020年3月31日の期間、D&S列車「いさぶろう・しんぺい」号では、タブレット端末を用いた最新技術による新体感観光サービスを試験提供しています。

ARGO:JR九州とNTTドコモが協業し、列車の窓を利用した新体感の観光サービスを開発中

・伊豆急行

2019年2月、伊豆急行株式会社は、リゾート21黒船電車の車両装飾をリニューアルし、鉄道車両内部に新しい広告手法を取り入れました。

ARアプリを使用することにより、車内で下田の魅力ある街歩きや、歴史の映像化を楽しむことができます。インバウンドにも対応し、装飾や映像は2か国語(日本語、英語)で行われています。

また、「黒船と下田の歴史」「黒船さんぽ」「ペリーも感動!?下田の海」「黒船おさかな図鑑」「日米友好の証 黒船祭」と7両編成で各号車異なるテーマの社内装飾がされており、テーマごとに流れる映像も異なります。

豊富なテーマで子供から大人まで楽しめ、観光地までの乗車時間に地域の歴史や魅力を再確認、再発見してもらえる試みとなっています。

ARGO:鉄道車両にARを活用した広告が採用!伊豆を走る「リゾート21黒船電車」がリニューアル

・JAL

2019年3月26日、日本航空株式会社(JAL)は、SOOTH株式会社のXR技術を活用し、旅を気軽に「試着」できるサービス「JAL xR Traveler」を開発しました。第一弾として2019年3月から12月の期間には、JALが提唱する新しいハワイ旅のスタイル「Style yourself」に合わせたコンテンツを複数用意し、トライアルを実施しています。

本サービスは、専用の機器とヘッドセットを用い、視覚や聴覚、嗅覚、触覚などを刺激し、実際に旅行先に足を運んだかのような感覚を体験できるというものです。

また、グループ会社の日本トランスオーシャン航空株式会社(JTA)では、10月上旬よりスマホと機内Wi-Fiを利用して沖縄の文化や魅力を紹介するウェブARサービス「探しに行こう 沖縄(うちな~)の宝」の提供をおこなっています。

ARGO:JALが旅を気軽に「試着」できるサービスの提供を開始

<書籍>

・「おしりたんてい」

2019年4月20日、株式会社ポプラ社 が出版する「おしりたんてい」シリーズの『おしりたんてい かいとうと ねらわれた はなよめ』が発売され、ARを活用したプレゼントキャンぺーンがおこなわれました。

「おしりたんていカレンダーカード」を対象店舗で受け取り、店舗に掲示されている「おしりたんてい読み物第8弾新刊告知ポスター」のカードおきばにあわせながら、ARアプリを起動したスマートフォンをかざすと、全4種類のオリジナルフォトフレームがダウンロードできます。

ARGO:子どもたちに大人気の『おしりたんてい』とARで写真を撮ろう!新刊発売記念キャンペーンが開催!

・「えらべる!できる!ぼうけん図鑑 沖縄」

ダイヤモンド・ビック社から発売された『ぼうけん図鑑』

「地球の歩き方」を発行する株式会社ダイヤモンド・ビッグは2019年7月3日、AR機能を利用したガイドブック『えらべる!できる!ぼうけん図鑑 沖縄』を刊行しました。

このガイドブックは、教育を楽しく、わかりやすく変身させる企画・制作ユニット「mananico」が編集・著作しており、これまでの親子での旅行を再デザインして「家族みんなの学び体験に変えること」を目的とした子ども向けの旅行ガイドです。

ARアプリを「動く」「マップ」「さつえい」のマークのついている写真やページにかざすと動画が再生されたり、マップが出てきたり、ナンダコといっしょに写真が撮影できるフォトフレームが出てきます。

ARGO:ARでたっぷり楽しめる子どものための沖縄旅行ガイドブック『えらべる!できる!ぼうけん図鑑』がすごい!!

・「TVガイド」

東京ニュース通信社が発行するTV情報誌「TVガイド」のお正月特大号にARが利用されています。

誌面内の写真やマークにスマホをかざすと、AR動画が見られるスペシャル企画がおこなわれていて、AR動画では、サイン入りポラロイドが当たるプレゼントキャンペーンもおこなわれます。

ARGO:「TVガイドお正月特大号」に人気声優・神谷浩史が登場!ARでナレーションのメイキング動画などが見られる

<グラス系>

・HoloLens 2

米マイクロソフトは2019年11月7日(現地時間)、日本を含む、対象国・地域において、ホログラフィックゴーグルの最新モデル「HoloLens2」の出荷を法人向けに開始しました。

「HoloLens2」は、視野角が先行モデルに比べて2倍となり、両目のレンズの解像度も2Kに進化しています。また、アイトラッキング機能を備えており、指を認識して「AR上のボタンを押す」「AR上の物体をつかむ」といった動作をおこなうことができます。

単体での価格は3500ドル、ハンズフリーでのビデオ通話やファイル共有などが行えるアプリケーション「HoloLens 2 with Dynamics 365 Remote Assist」は、1ユーザーあたり月額125ドルとなっており、Microsoft ストア などで購入することができます。

TechCrunch Japan

・NrealLight

2020年春に発売予定の、中国のスタートアップNreal Ltd.が開発した次世代MRグラス「NrealLight」が注目が集めています。

「NrealLight」は、メガネ型の形状と88gという軽量さが特徴のMRデバイスで、本体に搭載された3基のカメラによって空間を認識し、現実世界にデジタルな物体や情報を重ね合わせて表示します。

2019年8月には、Unity開発者向けキットのβ版「NRSDK」の配布が開始され、ゲームや仕事ツールアプリ、美術館などで使用されるバーチャルガイドなど、共同研究や実証実験がはじまっています。

ARGO:日本初の試み!株式会社MESONが「NrealLight」を活用しARコミュニケーションサービスの共同研究を開始

<その他>

・Google検索

GoogleのAR機能によって召喚されたネコ

米Googleは2019年6月、Web上で検索した動物をARで表示する機能をリリースしました。

ネコ、チーターなどの動物名をGoogleで検索し、検索結果から「3D表示」→「周囲のスペースに表示する」をタップしてカメラを周囲に向けると、ARにより等身大の動物が出現します。Google広報によれば、イヌ、ネコ、ライオン、パンダなど全部で29種類の動物を呼び出せるとのことで、たとえばネコであればかわいらしい仕草や表情をみせ、鳴き声も聞くことができます。

2019年9月下旬には、日本語対応したことで、TwitterなどのSNS上で話題となり、人気を博しています。

ARGO:ネコやイヌが職場に現れる!?GoogleのAR機能が話題に

・Apple「[AR]T」

ピピロッティ・リスト氏のARアート『International Liquid Finger Prayer』画像

出典:engadget

2019年7月29日(月)、Appleは同社が提供するスキルアップ講座「Today at Apple」にて、アートとARをテーマにした体験型イベント「[AR]T」(拡張現実[AR]とアート[ART]をかけ合わせた造語)を開催しました。

[AR]Tでは、[1]世界に名だたる現代アーティスト数名の作品と屋外で触れ合える体験型ウォーク、[2]AR作成の基本をSwift Playgroundsを用いて学ぶストア内での講座、[3]世界中のApple Storeで見ることができるARアートのインスタレーション作品、の3つのセッションを体験することができます。

[AR]Tウォークや[AR]Tラボは、現在も頻繁に開催されており、Apple Storeで体験することができます。

ARGO:AppleがARアートの体験型イベント「[AR]T」を発表!2019年8月10日(土)より全国のApple Storeで開催

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