神戸市のメリケンパークがARでオペラシアターに変身!新たな観光コンテンツとして「TECHNOPERA」をリリース
神戸市は、メリケンパークの魅力向上のため、ARを活用したアプリ「MERIKEN PARK AR THEATER -TECHNOPERA-『テクノペラ』」をリリースしました。神戸市のメリケンパークでARアプリを起動させ、各スポットにスマートフォンをかざすと、オペラ歌手「奏舞(かなでまい)」が現れ、美しい歌声を届けてくれます。
施設内の8箇所のARポイントでスマートフォンをかざすと、神戸の街や各スポットの歴史的背景にちなんだ歌やグラフィック演出を展開。メリケンパークの精霊という設定のオペラ歌手「奏舞」が、1〜1分半のオペラを届けてくれます。
「BE KOBE」のモニュメントや神戸海援隊の碑など、観光スポットにまつわるエピソードも盛り込まれているので、美しいオペラとともにメリケンパークの観光を楽しむことができます。
神戸港の代表的な観光スポットであるメリケンパークでは、平成29年の神戸開港150年に合わせて、来訪者増加を目的としたリニューアルをおこなってきました。その施策の一環として進められてきたのが、ARを活用した新たな観光コンテンツの開発です。 本アプリのリリースで、メリケンパークを大きな「オペラシアター」の舞台とした、新しいオペラ鑑賞を提案しています。
ARGO編集部のひとこと
地域の活性化、認知度向上を目的としてARは広く活用されるようになりました。ARは大きな設備を設置しなくても臨場感のある演出を可能にし、コスト面でも導入しやすいといったメリットもあります。その場でしか楽しめないAR企画は、行ってみたいと思わせる価値を創出し、観光誘致につながります。今回のような壮大なオペラシアターを出現させる演出は、ARならではといえるでしょう。
INFO
ARアプリ「TECHNOPERA」
【ストアURL】 App Store(iOS) / Google Play(Android)