ARでバーチャル試着体験ができる「手認識機能」リリース!ARプロモーションツール「LESSAR」で購買意欲を刺激
ARによる高精度のバーチャル試着体験ができる「手認識機能」が、クラウドサーカス株式会社のARプロモーションツール「LESSAR」にて2022年10月12日(水)よりリリースされました。本機能はARで手のひらや手の甲、指、爪、手首などにコンテンツを表示させられるというもので、Web上でアクセサリーやマニュキア、ネイルチップやファンデーションなどをバーチャル試着することができ、ユーザーの購買意欲を促進させるのに寄与します。
【ARプロモーションツール「LESSAR」でリリースされた「手認識機能」とは】
クラウドサーカスが提供するARプロモーションツール「LESSAR」は専用のアプリがなくてもWebブラウザから直接利用できるのが特徴で、昨年は「身体認識機能」及び「顔認識機能」をリリースし、WebサイトやSNSから気軽に体験できるARコンテンツを提供・展開しています。
今回新たにリリースされる「手認識機能」は「指先から手首」にフォーカスしており、高精度でリアルな試着体験をユーザーに提供できます。Web上で購入を検討している商品をデバイスを通して自分の指や爪、手首に表示させれば、手を自由に動かして様々な角度から商品の詳細や装着イメージをチェックすることが可能です。時や場所を選ばずにリアルなバーチャル試着体験ができるほか、色合わせなどのコーディネートも確認できるため、ユーザーの購買意欲を刺激することが見込めます。
【「手認識機能」はわずか3ステップで利用できる】
「手認識機能」では、商品の画像データを登録するだけで手の任意の箇所に合わせた商品が表示されるARコンテンツを作成することができ、WebサイトにURLを貼れば簡単にバーチャル体験を楽しんでもらえます。わずか3ステップでAR体験ができるECサイトを実現できるのは大きな魅力です。
《利用方法》
- ①コンテンツ表示方法を選択する:「LESSAR」の管理画面にて、新規作成から「手認識」を選択します。
- ②認識箇所を指定する:コンテンツをドラッグ&ドロップで登録し、表示させたい部分を選択します。
- ③QRコードの生成と読み取りを行う:生成されたQRコードをスマートフォン・タブレットのカメラで読み取り、「LESSAR」のARカメラを起動します。画面に手を映せばARが表示され、バーチャル試着の完了です。
「仮想空間」と「現実」を融合させたARは効果的なプロモーション手法としての評価を獲得しており、オンライン購買・ECの市場が拡大している現在、ARを活用したバーチャル試着のニーズはこれまでにない高まりが見込まれています。
本機能をリリースした同社は今後、バーチャル店舗やECサイトにおける購買体験のリッチ化及び売上増進につながる施策として、補助機能や認識制度をアップデートしていくとのこと。新たなARの活用に期待が高まっています。
ARGO編集部のひとこと
AR技術は現実世界にデジタルコンテンツを表示させることができるため、美容・ファッション業界におけるバーチャル試着だけでなく、家具・家電分野におけるバーチャル試し置きや、土木・建築や不動産業界における完成形イメージの共有など、様々な分野において導入が進んでいます。対象物の色味や質感、サイズ感なども忠実に再現することができるという点も、ニーズが高まっているひとつの理由です。現在も精度はより高度になりつつあり、今後のさらなる発展に注目が集まっています。