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AR謎解きゲーム「長島大陸クエスト」が配信開始。「島」全体がゲームの舞台となるRPG風周遊型ゲーム

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観光振興を目的としたAR謎解きゲーム「長島大陸クエスト」が、長島未来企画合同会社とKDDI株式会社の協業により2020年7月1日から配信開始されました。18の島々からなる鹿児島県出水郡長島町(以下、長島町)を舞台にした周遊イベントです。

ARゲーム「長島大陸クエスト」起動画面

出典:長島未来企画合同会社

「長島大陸クエスト」とは、ユーザーが長島大陸(長島町)を探索しながら謎を解くことで「絶景」「名物」「スポット」「歴史」に関するカードを獲得していくゲーム型周遊イベントです。

長島町の各チェックポイントで、専用アプリ「SATCH VIEWER(サッチ ビューア)」のARカメラをかざすと問題が出現します。ヒントをもとに次のチェックポイントを見つけ出し、その場へ行くと問題の回答ができます。正解すると、長島にまつわるカードが獲得できます。

  • 【遊び方】

  • (1)「SATCH VIEWER」をダウンロードします。
  • ・Androidの場合…Google Playから「SATCH VIEWER」と検索
  • ・iOSの場合…App Storeから「SATCH VIEWER」と検索
  • ※対応機種:Android(TM) 4.1以降、またはiOS9.0以降のスマートフォン
  • (2)長島大陸にある石碑をアプリ内のARカメラで読み込むと、コンテンツがスタートします。
ARゲーム「長島大陸クエスト」進行方法

出典:長島未来企画合同会社

【ゲーム開発の経緯】

2018年12月に長島町とKDDIが「地域活性化を目的とした連携に関する協定」を締結しました。協定の取り組みの一環として、地元企業などを巻き込んだ、高解像度VRを利用した空き家内覧・定住促進企画を実施しています。

「長島大陸クエスト」も協定における企画の一環として開発されましたが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、配信が延期に。そこで今回は鹿児島県内在住者に対して体験してもらうことを想定し、配信を開始されました。

長島町における美麗な風景やバラエティに富んだ食材など、長島町の魅力を再発見し、内外へ情報発信することに役立ててもらいたいとしています。

<長島町について>

長島町は鹿児島県最北端の町。北緯32度・東経130度に位置し、全長502メートルの黒之瀬戸大橋が長島町と阿久根市をつないでいます。長島本島をはじめとして周囲に大小23の島が点在しており、豊かな自然と九州地方特有の温暖な気候を味わうことができます。

ARGO編集部のひとこと

紙やモバイルを利用したスタンプラリー企画は観光地の周遊率や滞在時間向上施策として利用される最も代表的な施策の一つです。キャラクターとのコラボや、景品があたる施策と連動して活用され、新規集客活動の一環として取り入れられることも多いです。 その中でARスタンプラリーは、以前は紙の劣化や紛失防止として利用ニーズが高かったのですが、最近ではソーシャルディスタンスや、不特定多数の人が触ったものになるべく触れないようにするための非接触型施策として、自分のスマートフォンでスタンプラリーができるようにしたいというニーズが増加してきています。 感染症拡大の防止に十分に配慮しながらではあるものの、ARスタンプラリーの活用などによって徐々に地域が活性化していけるといいですね。

INFO

ARアプリ「SATCH VIEWER」

関連リンク

  1. 長島未来企画合同会社
  2. 長島町 ホームページ

COCOARバナー画像
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