【将棋界初!】生放送にAR技術を取り入れた「第3回AbemaTVトーナメント」決勝戦
2020年7月4日(土)、超早指し団体戦「第3回AbemaTVトーナメント」にてAR技術を使った放送が行われました。
【現場より🎙2】#AbemaTVトーナメント 本戦
— ABEMA将棋ch(アベマ) (@Shogi_ABEMA) July 4, 2020
今回の対局会場は本戦のために
豪華verになっています✨
床に敷き詰められている
玉砂利はなんと総重量数2t!
2tは
サイ🦏一頭分
リンゴ🍎6667個分
一箇所に集めて置くと
床が抜ける恐れがあるので
分散させながら10時間かけて
会場を作り上げました👨🏻
ARは主に対局開始と終了時に活用され、棋士の名前と顔が立体的に表示されたほか、スタジオ内にある玉砂利には「対局開始」という文字などが出現。ARならではの華やかな演出で白熱した試合をおおいに盛り上げました。なおAR放送は将棋界初の試みとのことです。
AR演出は視聴者の間でも話題となり、生放送のコメント欄やTwitterなどのSNSでは「ARいいね」「格闘ゲームみたい」と近未来的な演出を喜ぶ声が多数寄せられました。
「第3回AbemaTVトーナメント」とは、持ち時間5分、1手指すごとに5秒が加算される超早指し団体戦の決勝トーナメント戦です。予選を勝ち抜いた8チームによる対局が毎週繰り広げられ、本試合ではチーム久保(久保利明、菅井竜也、今泉健司)VSチーム康光(佐藤康光、森内俊之、谷川浩司)が対戦し、熱戦の末チーム康光が準決勝へと駒を進めました。
次回の対局(2020年7月11日)では、チーム三浦(三浦弘行九段、本田奎五段、高野智史五段)VSチーム広瀬(広瀬章人八段、青嶋未来五段、黒沢怜生五段)の対戦が生中継されるとのことです。
ARGO編集部のひとこと
ABEMAは2020年6月にARや3DCG技術を取り入れた有料オンラインライブ「PayPerView(ペイパービュー)」機能を発表するなど、AR演出に力を入れています。オンライン化の流れが進むなかで、番組やアーティストの世界観を自由自在に演出できるARの活用は今後も増えていくことが予想されます。