ARで「鬼王丸」が観光ガイドをしてくれる!鬼をテーマにしたラッピング列車「鬼列車」が運行開始
ARで「鬼王丸」が鬼北町の見どころを紹介してくれる「鬼列車」が、7月4日(日)から約2年間運行されます。AR技術を活用して、愛媛県鬼北町のシンボル「鬼王丸」が観光ガイドをしてくれたり、車掌に扮した「鬼王丸」と記念撮影ができたりと「鬼列車」の車内限定でサービスを楽しめます。
ARアプリを起動してから、車窓に向けてスマートフォンやタブレットをかざすと、「鬼王丸」が風景に合わせて鬼北町の魅力を紹介。また、車内に設置された「鬼王丸専用席」のQRコードをARアプリで読み取ると「鬼王丸車掌」が登場し、一緒に記念写真を撮ることができます。
鬼列車とは
ARサービスが楽しめる「鬼列車」は、JR四国が「鬼のまちづくり」を展開している鬼北町と協力して運行するラッピング列車です。「鬼王丸」の力強い目や牙を描いたインパクトのある列車が、予讃線松山~宇和島駅間、予土線宇和島~窪川駅間の2区間を走行します。運行開始に合わせた出発式も計画されており、詳細は決まり次第、JR四国のホームページなどで発表される予定です。
ARGO編集部のひとこと
AR技術を使えば、観光情報を風景に合わせて旅行客に案内することができます。ARにより視覚化されることで、パンフレットなどでは伝わりにくい情報も、より観光客に届きやすくなるでしょう。また、本サービスは、車内限定なので、列車の利用促進も期待できます。 観光・旅行へのARの導入は、様々な開発が進められています。列車の窓に観光情報を表示するサービスを創出している企業などもあり、今後、多彩なARサービスが旅行を盛り上げてくれるかもしれません。