ボルボの世界初EV専用ブランドスペース「Volvo Studio Tokyo」にARコンテンツが登場!南青山でボルボの世界観を体感
ボルボの世界初EV(電気自動車)専用ブランドスペース「Volvo Studio Tokyo」が青山通り沿いにオープンし、ARを活用した体験型コンテンツが登場しました。2023年4月8日にオープンしたボルボのEV専用ブランド発信拠点である同スペースでは、同ブランドのアプリを通して楽しめるARコンテンツを利用でき、ボルボ車に搭載されているGoogleのアシスタント機能の案内やクイズなどのAR体験を楽しみながら、同ブランドのEVに関する取り組みを体感することができます。
【ボルボの世界初EV専用ブランドスペース「Volvo Studio Tokyo」】
スウェーデンの自動車メーカー「ボルボ」が青山通り沿いにオープンした世界初EV専用ブランドスペース「Volvo Studio Tokyo」は、ニューヨークやストックホルム、ミラノなどに続く開設となる「Volvo Studio」のひとつです。2030年までに世界で販売する全新車をEVにする目標を掲げる同メーカーにおいて、ブランドとして初めてのEVに特化したショールームとして注目を集めています。
車のショールーム特有の敷居の高さを払拭するという目的、及び自動車購入の検討がオンラインで完結する場合が多いことから、同スペースでは車の販売を行わないのが特徴です。販売員をはじめ、EVやブランド、スウェーデンカルチャーに精通するスタッフ「ブランドアンバサダー」が常駐し、商品などを案内します。
【ARを活用した体験型コンテンツが登場】
「Volvo Studio Tokyo」では、同ブランドの専用アプリを活用したAR体験型コンテンツが用意されています。施設内でアプリをダウンロードでき、同アプリを通して設置されたマーカーをスキャンすると、サステナビリティーや歴史に関するクイズがARで現れるほか、ボルボ車に搭載されているGoogleのアシスタント機能の案内を見ることができるなど、様々な学びや体験コンテンツを通してブランドの取り組みを知ることができます。またスクリーンの前に置かれた展示車に乗り込んでバーチャルドライブを楽しめるコンテンツ「バーチャルトリップ」では、ストックホルムの映像を見ながらリアルな乗車体験が可能です。
さらに、併設のカフェタイム「フィーカ」という文化を体験できるカフェスペースでは、ストックホルムのロースター「STOCKHOLM ROAST」のコーヒーが、テーブルウエアブランド「yumiko iihoshi porcelain」のマグで提供され、ARでスウェーデンの自然に触れながら、ゆっくりとおいしい飲み物を味わうことができます。オンラインで事前予約をすれば約90分の試乗体験も可能なうえ、運転に自信が無い人向けに専用のドライバーも用意されており、多くの人に様々な形でEVを体感してもらえる拠点になりそうです。
ARGO編集部のひとこと
ARコンテンツは自身のスマホやタブレットを通して気軽に利用してもらいながら、臨場感やリアルさのあるリッチコンテンツを楽しんでもらえるため、顧客満足度の向上などが期待できます。マーカーを設置すればいいだけなので、コンテンツのための大規模設営やスタッフの配置、機材の準備などもいらないため、コストや工数削減にもつながります。スマホの普及や5G環境の整備などにより、今後さらにARの活躍の場は増えていくでしょう。