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ARで病院の案内板を翻訳するアプリ「Hospital Compass」の実証実験がスタート

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2019年11月20日(水)、国立研究開発法人国立国際医療研究センターは、ARで病院の案内板の翻訳を行うARアプリ「Hospital Compass」(iOSAndroid)を制作し、2019年11月より実証実験を開始したことを発表しました。

病院の案内板を翻訳するARアプリ「Hospital Compass」の操作イメージ

出典:テクノブレイブ株式会社

本アプリは、テクノブレイブ株式会社との共同開発。ARアプリ「Hospital Compass」をスマホにインストールし、病院名、翻訳したい言語を選んで案内板にかざすと、画面上に翻訳された案内板が表示されます。対応言語は5ヶ国語(英語、中国語、韓国語、タイ語、ベトナム語)で、今後はミャンマー語をはじめ、要望によりさらに対応言語を増やしていくとしています。

ARアプリ開発の背景には、東京オリンピックを間近に控え、年々増え続けているインバウンド(訪日外国人観光客)対策を行う必要がありました。本アプリを活用することで、病院としての対応を手軽に行えます。

ARGO編集部のひとこと

案内板の修正や架け替え工事をすることなく、多言語対応の案内板として活用できるのは非常に便利ですね。コスト削減のみならず、病院職員の案内による負担も減るため、AR技術を活かした素晴らしい事例のひとつだといえるでしょう✨病院の案内板のみならず、観光地の案内板などにも応用できそうです。

INFO

ARアプリ「Hospital Compass」

関連リンク

  1. 国立研究開発法人国立国際医療研究センター
  2. テクノブレイブ株式会社

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