瓶のラベルがARで絵本に!ウィスキーを片手にジャックダニエルの歴史を味わおう
2019年4月、テネシー・ウィスキーの製造を手掛けるアメリカのジャックダニエル社 は、アメリカ・サンフランシスコのクリエイティブスタジオTACTIC と協業し、ARアプリ「Jack Daniel's」をリリースしました。
ウィスキーのラベルに本アプリを起動したスマートフォンをかざすと、飛び出す絵本風のアニメーションや専用ナレーションで、同社に関連する3つのストーリーを体験できます。
第1のストーリーは同社の創設者Jack Daniel氏の人生を振り返る物語、第2はリンドバーグに位置するジャックダニエル社のウィスキー蒸留所について、第3はウィスキーの製造工程そのものにフォーカスした内容となっています。
ジャックダニエル社のメディアディレクターであるJeff Cole氏は、「今回のARアプリ配信は、我が社のブランドに関する新たな一歩です」と話しており、今後の展開にも期待が高まります。
ARGO編集部のひとこと
ジャックダニエルを片手に150年以上続いているブランドの歴史のAR絵本を読むのも、また乙なものですね。商品パッケージを活用し、ARコンテンツを提供する施策はリテール業界で人気があり、年々事例が増えています。購入後の商品に付加価値を与え、日付や時間毎にARコンテンツを変更して提供することも可能であるため、ユーザー満足度を向上させる効果が狙えます。また商品ごとに異なるARコンテンツを設定することで合わせ買いや複数買いを喚起し、直接の売上アップも望めます。