AR技術で自分が並べた英単語が飛び出す!楽しく英語が学べる知育アイテム「Kcard」
2019年12月、ASATEC株式会社は英単語学習のためのAR知育玩具「Kcard」をリリース予定にあることを発表しました。
本商品はトランプのような1mm厚のカードで、表面にアルファベットがイラスト風に描かれています。1mmというサイズは、子どもたちが触っても手指を切らないようにとの配慮だそうです。
Kcardで遊ぶためには、スマートフォンやタブレットが必要になります。あらかじめ日常生活に関わる物や風景を写真撮影し、データとして取り込んでおき、画像に対応する単語を入力。さらに単語の発音を音声録音することで、データを「問題」にできます。 子どもたちが問題を解く際には、出題者がジェスチャーなどでヒントを出しながら、回答者がKcardを英単語のつづり通りに並べ、専用アプリを介したスマートフォンなどでスキャン。「正解」であれば演出が流れるため楽しみながら学習ができ、学習意欲を高めてくれます。
またアプリ内で問題を出題するのみというモードも搭載されており、子どもだけで遊ばせておくこともできるようになっています。
ASATEC社によると、本商品の効果は英語学習だけにとどまらず、カード式にしたことで指先の運動、記憶力の強化が実現でき、さらには耐久性のあるカード収納オリジナルケースが同梱されているため、整理整頓の習慣づけにもなるとのこと。世界共通で利用できる英語学習教材となっています。
ARGO編集部のひとこと
日常の中にある物事を「問題」とすることで、実用的な英単語を幼い頃から教えられることが特徴的なアイテムです。また同社は、商品の品質向上を目指し「Kickstarter」において本商品のクラウドファンディングを開始してもいます。AR技術を利用して、イラストや画像メインで出題が進められるため、言語の壁を超え、さまざまな国での利用も見込めそうな教材ですね。