Appleのビデオ作成アプリ「Clips」に新機能のAR空間が追加!ARで部屋の雰囲気をチェンジできる
Appleは新機能の「AR空間」を、バージョン3.1にアップデートしたビデオ作成アプリ「Clips」に追加しました。Appleの「AR空間」では紙吹雪が舞ったり、カラフルな光が部屋中を動き回ったりといった、臨場感あふれるユニークなエフェクト機能が楽しめます。
今回のアップデートでは「Clips」に「LiDARスキャナ」を導入。機能が搭載されているiPhone12 Proシリーズや2020以降のiPad Proのみで使用が可能です。
「LiDARスキャナ」は光で距離や奥行きを図る技術です。部屋を瞬時にスキャンし、壁や床、家具など空間全体を加工してくれるので、より独創的な撮影が可能となりました。Appleの最新AR技術により、オクルージョン対応がされており、人物の前だけでなく後にも紙吹雪や風船を漂わせることができるため、部屋全体に実際に演出が適用されているようなエフェクトを実現しています。
7つのARエフェクト
「AR空間」機能で楽しめるエフェクトは全部で7種類です。
- ・「紙吹雪」お祝いの紙吹雪が舞って、床や家具の上に降り積もります。
- ・「ディスコ」天井に吊るされたミラーボールが空間全体を光で包み込みます。
- ・「ダンスフロア」カラフルな光のタイルが床をリズミカルに動きます。
- ・「プリズム」虹の光のリボンが、床から天井まで全体をスキャンするように動き回ります。
- ・「きらめき」白いキラキラとした光と金色にきらめく絵文字が空間を埋め尽くします。
- ・「ハート」かわいいハートの風船が部屋の中を浮遊します。
- ・「スターダスト」魔法のように輝く光が、人物を包み込んで追跡します。
絵文字やステッカーなど、すでに装備されたエフェクト機能と組み合わせることもできるので、ビデオ編集の幅がより広がります。今後は季節のイベントやトレンドに合わせて、毎月コンテンツが更新される予定です。
ARGO編集部のひとこと
AppleのAR技術を駆使した臨場感のある動画が簡単に撮影できます。一部分だけでなく、部屋全体を加工してくれるので、別の部屋に来たような、リアルな映像が楽しめます。TiktokやYouTubeなど、誰でも気軽に動画が投稿できる時代であるため、SNS投稿との相性が良く手軽に凝った演出のできるARに企画を絡めることで、プロモーション効果が高まります。
INFO
ARアプリ「Clips」
【ストアURL】App Store(iOS)
※AR空間には、iPhone 12 Pro、iPhone 12 Pro Max、またはiPad Pro(2020以降)が必要です。