ARで作品を体験できるアプリ「Night Vision20/20」がカルティエ現代美術財団からリリース
AR体験ができるアプリ「Night Vision20/20」をカルティエ現代美術財団がリリースしました。デジタルエージェンシーのシェール アミ(Cher Ami)がアーティストのサラ・ジー初めてのAR作品をアプリとして開発しており、ユーザーは本アプリでサラ・ジーの世界観をARで楽しむことができます。
本アプリは、没入型ツールとしてパリでの展覧会「サラ・ジー、夜から昼へ」の一環として制作されました。サラ・ジーのインスタレーションから取り入れられた映像で構成される視覚要素が、ユーザーの現実に対する知覚をスマートフォンの画面を通して変化させることで、ユーザーを瞬時に夜の世界へと誘います。サラ・ジーが紡ぎ出した音で、夢のような彷徨の魅力がさらに高まり、作品のパーソナルな探索を体験することができることが特徴です。
「Night Vision 20/20」はGoogle PlayとApple Storeより無料でダウンロードすることができます。自身のスマートフォンから気軽にできるため、AR体験する場所を選ばず、ユーザーはどこにいてもサラ・ジーの世界観を体感できます。パリで行われた展覧会をおうちにいながらARでリアルに楽しめる本アプリは、長引くコロナ禍でも自宅で過ごす時間を充実させることができるコンテンツとして注目が集まっています。
ARGO編集部のひとこと
AR技術を活用することの利点として「リアルさ・臨場感・没入感」があり、ARはアート業界で非常に幅広く活用されいます。ARを活用したバーチャルアートのみならず、美術館におけるAR活用施策や自宅でアートを鑑賞できる「Google Arts& Culture」など、活用事例は多岐にわたっています。
INFO
ARアプリ「Night Vision 20/20」
【ストアURL】App Store(iOS) / Google Play(Android)