成田空港内をARナビでルート案内!屋内でもナビできる「PinnAR」で出国時から帰国時まで迷わず移動
屋内ARナビゲーションアプリ「PinnAR(ピナー)」が成田国際空港に2021年7月21日より導入されました。本ARナビアプリはGPSが遮られる屋内でもルート案内をおこなうことが可能で、成田国際空港内のチェックインカウンターや、公共交通機関の乗り場などの目的地へユーザーを案内し、出国時から帰国時までの移動をサポートします。
屋内でもARでスムーズに目的地へ
新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、3密回避を中心とした新しい生活スタイルが広がっている現在、新宿駅、玉川高島屋S・Cに引き続き日本最大の国際拠点空港である成田国際空港へ、非接触で利用できるARナビアプリ「PinnAR」が導入されました。
本アプリでは独自の測位技術とルーティングエンジンを活用することで、GPS信号が建物に遮られてしまう屋内でも現在地を測定することを可能にし、屋外同様に、ナビを利用したいと思った地点からルート検索をおこなうことができます。また、ルートから外れてしまった場合でも自動的にルートを再検索をおこなう機能が備わっているため、「迷った時はスタート地点に戻る」という対応が不要になりました。
空港内の施設も検索可能
「PinnAR」では、目的地を簡単に設定できるよう、26ジャンルからなる「施設内スポット」が用意されており、希望のジャンルをタップするだけで簡単に目的地を定めることができます。ARを活用したルート表示により視覚的に道順を理解しやすくなり、迷わず目的地へ向かうことが可能です。「ちょっとカフェに行きたい」「現在地から一番近い両替所に行きたい」などという場合でも対応できるようになっています。
1日当たり約22万人が利用し、乗降客数は日本一を誇る成田国際空港。ARナビを活用することで、店舗や施設の場所がわからず右往左往するといった労力を軽減し、わかりやすく快適に目的地までユーザーを案内します。
ARGO編集部のひとこと
AR技術を活用することで、情報の視覚化によって情報の処理がしやすくなるというメリットがあります。また、自身のスマートフォンだけで完結するため非接触で利用することができ、コロナ禍において注目を集めている最先端技術のひとつです。AR技術を活用したナビゲーションは様々な場面で活用されています。こちらでご紹介しています。
INFO
「屋内ナビゲーション機能 成田国際空港」
・使用アプリ:「PinnAR」
・価格:無料
・対応エリア(2021年7月21日時点):成田国際空港 第1ターミナル、第2ターミナル(第3ターミナルは今後対応予定)
ARアプリ「PinnAR」
【ストアURL】 App Store(iOS) / Google Play(Android)