AR/VRを活用したECプラットフォーム「WebXRコマース」事前出店者登録開始!新時代の購買体験を実現
AR/VRを組み合わせた新世代のECプラットフォーム「WebXRコマース」の事前出店者登録が開始されました。ウェブAR/VR開発を行う株式会社palanによる「WebXRコマース」は2021年9月に正式リリースが予定されており、店舗がブラウザで体験できる空間を簡単に作成・公開することが可能で、ユーザーは店舗内で気になった商品をウェブARによる試し置きで確認し、その場で購入することができます。
AR/VRを活用した「WebXRコマース」の特徴
アプリ不要でウェブARの試し置き体験をユーザーに提供できる「WebXRコマース」において、事業者は簡単にバーチャル空間を作成・公開でき、実店舗を持たない事業者でもオリジナルのVR店舗を持つことができます。新しいプラットフォームとして次世代の購買体験を実現する本サービスには、様々な特徴があります。
①3Dアイテムの生成技術
「ARでの試し置き体験」に必要となる商品の3Dモデルを、株式会社palanが独自開発した技術によって1枚の画像から簡易的に作成することが可能になりました。サイズ指定で実寸大の3Dデータを作成し、大量の3Dデータを短時間で用意することが実現した本サービスは、3Dモデルの作成にかかる時間とコストを削減し、多くの事業者が導入に踏み切れないという課題を解消しました。
②ウェルネット社の決済システムと連携
「WebXRコマース」ではARで商品の試し置きをし、VR空間で店舗の魅力や世界観を伝えながら、その場で商品の購入・決済までおこなうことが可能です。決済大手ウェルネット社の決済システムと連携することで、安心安全な取引をおこなうことができます。
③バーチャルを生かした空間デザイン
「WebXRコマース」では店舗のイメージ画像を3Dモデルで一から作成しているため、現実空間では難しい自由な世界観を表現でき、理想のVR店舗を持つことが可能です。ブランドのストーリーやコンセプトを、VR体験を通して訴求することができます。
「WebXRコマース」の利用シーン
ウェブブラウザのみでAR体験を可能にするウェブARは、現在地方自治体、エンターテインメント業界、観光業界など多くの業界で採用されており、今回ウェブVRを組み合わせることで様々な利用シーンでの導入が見込めます。
シンプルなウェブページではなく、音楽ライブと同様に世界観を表現して観客を盛り上げる「オンラインライブの物販会場」としての利用や、訪れたユーザーの購買体験を記憶に残るものへと変えることができる「アミューズメント施設のグッズ販売」としての利用が可能。また「地域のアンテナショップ」に導入することで、本当に観光へ訪れたような臨場感・リアルさでユーザーに地域の魅力を伝えることもできます。
企業の販促やキャンペーンに広く活用されているウェブAR。同じく活用が広がっているウェブVRと組み合わさることでどのような反響があるのか、注目が集まっています。
ARGO編集部のひとこと
新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、実店舗での商品の買い物やトライオンが制限される状況下で、自分の好きな時間・場所で商品を試すことができるARは需要が非常に高まっている最先端技術の一つです。ウェブARはアプリをダウンロードする必要がなく、気軽にリッチな体験ができることから現在様々な業界で注目されています。こちらからご確認ください。