ARフォトフレームによって卒業式&入学式を祝う施策を東海大学が実施
2018年3月24(火)・25日(水)、4月1日(日)~4月5日(木)までの間、東海大学教養学部と情報通信学部は湘南キャンパスにて、卒業式・入学式を祝うARプロジェクトを実施しました。アプリは2020年4月現在もApp Storeで配信されています。
出典:東海大学
本プロジェクトは同大学が開発したオリジナルARアプリ「東海大学ARカメラ」をダウンロードし、キャンパス内に設置された13ヶ所のARポイントでカメラをかざすと、さまざまなARフォトフレームが表示されるというもの。雑誌風やInstagram風のフレームなどがあり、情報通信学部の1期生4名の生徒たちがデザインを手掛けました。
ARプロジェクトの発案者は、教養学部の戸谷毅史学部長(芸術学科デザイン学課程教授)。学位授与式や入学式を盛り上げるために実施したとのことです。
同プロジェクトに携わった濱本和彦学部長(情報メディア学科教授)は、「今後は学生も交えて新しいシステムを構築し、オープンキャンパスなどさまざまな行事に活用できるようにしていきたいと考えています。ゆくゆくは全学生にアプリをダウンロードしてもらい、例えば学生食堂の前を通るとそこで開かれているフェアがプッシュ通知で表示されるなど、学内の情報を学生に伝えるようにするほか、卒業生と学生がつながる仕組みにもしていければ」と語り、ARを活用したイベントを積極的に展開していきたいとコメントしています。
ARGO編集部のひとこと
卒業式や入学式の際、写真を必ず撮りますよね。そんなときにお祝いイベントを彩るARフォトフレームがあれば、より記念写真を楽しく撮ることができます。このようにイベントの記念撮影に活用されるARフォトフレームですが、最近は新型コロナウイルス感染症の拡大により、卒業式・入学式が中止となった生徒たちのために、ARフォトフレームを使った支援企画を行う動きが広がっています。
INFO
ARアプリ「東海大学ARカメラ」
【ストアURL】App Store(iOS)