ARでショップがランウェイに変身!トミー ヒルフィガーが 「TOMMY KIDS RUNWAY」を開発
ARアプリ「TOMMY KIDS RUNWAY 」をアパレルブランド、トミーヒルフィガーを展開する合同会社 PVHジャパンが開発しました。本アプリは、ファッションショーのランウェイを歩くモデル体験ができるというものです。
AR体験をおこなうには、トミーヒルフィガーのショップでお子さんに服を試着してもらい、店内を歩く姿にタブレットなどのモバイル端末のカメラをかざします。すると、ARによって背景がファッションショー会場にチェンジ。我が子がランウェイデビューしたような動画を作成、撮影することができます。お子さんのイメージや好みに合わせた音楽やARエフェクトを追加することも可能なため、思い出作りになるのはもちろん、試着を嫌がることの多い子どもも楽しめるARコンテンツとなっています。
本アプリは「FALL 2020 TOMMY HILFIGER KIDS COLLECTION」の発売を盛り上げる一環として開発されました。アプリを活用したイベントは2020年10月15日(木)から11月15日(日)まで全国のトミーヒルフィガー キッズ取り扱い店舗(一部を除く)で実施されます。
イベントでは、店舗で好きなアイテムを試着後、カメラに向かってウォーキング、ポージングをするお子さんをショップスタッフが専用端末で撮影。撮影データはその場で自分の端末に送信してもらえます(iPhoneのみ)。データはSNSでシェアすることも可能とのこと。
今回の試みについてトミーヒルフィガーの担当者は、「試着に対するイメージを、単なるサイズや着心地を『試すもの』から、『楽しむもの』へと変えることで、お子さまやそのご家族がファッションをより楽しんでいただくきっかけになれば」とコメントしています。
ARGO編集部のひとこと
子供服はサイズアウトが早かったり、せっかく買ってきても気に入らず、着てくれないこともあるので、購入前に試着させたいと思っている親御さんも多いはず。しかし、試着を嫌がる子どもも多いようです。そんなお悩みをARを活用した遊び感覚のコンテンツを取り入れることで、お子さんが自ら進んで試着してくれるだけでなく、試着で気に入れば購入意欲が高まるため、ショップ側としてもメリットとなります。