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Sound AR™を活用した街歩きイベントで水樹奈々さんと平原綾香さんが銀座・日比谷をナビ

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Sound AR™を活用した街歩きイベント「Walk with U」が2020年11月1日から開催されます。本イベントは、文化・芸術の街である銀座・日比谷の各スポットを声優・歌手の水樹奈々さんと平原綾香さんの音声ARナビゲーションと、帝国劇場で同月から再演されるキャロル・キングの半生を描いたミュージカル「ビューティフル」の名曲ナンバーとともに散策できるというもの。

Walk with Uのナビゲーターを務める水樹奈々さんと平原綾香さん

出典: TOKYO ART & LIVE CITY 詳細ページ

音声ARが楽しめるツアーは全部で3コース。地図に記載されたすべてのスポットを訪れると再生される「コンプリートボイス」も用意されています。また、特定の場所に訪れると聞ける特別ゲストの解説ボイスも。能楽師の観世三郎太さんや歌舞伎俳優の中村隼人さんなど、スポットにちなんだ著名人が歴史や魅力を解説してくれます。

今回のイベントに活用されているSound AR™はソニーが開発した音声AR。GPSやBeacon(低消費電力の近距離無線技術)などを使い、ユーザーの位置情報を正確に把握、場所ごとに設定した音声解説やBGMを自動再生するサービスです。現実世界に聴覚情報を拡張することで新しい「街歩き」の体験を実現します。

普段使っている自分のイヤホンやヘッドホンで利用できますが、耳を塞がないオープンイヤースタイルのへッドセットを使用すると、周囲の音に音声ARのサウンドを自然に重ねることができるそうです。オープンイヤースタイルのソニーのヘッドセットは11月1日(日)から期間限定でオープンする「ARTS & LIVE with U Info.」でレンタルが可能とのこと。

Walk with Uは、コロナ禍であっても文化芸術体験のある生活を取り戻すことを目的としたイベント「TOKYO ART LIVE & CITY 2020」を盛り上げるためのコンテンツの1つ。 音声ARを活用したコンテンツのほかにも、歌舞伎や日本舞踊、落語や能の公演など、多彩なプログラムの開催が予定されています。

ARGO編集部のひとこと

音声ARは両手が空くため、歩きスマホによる危険の心配が少なく、周囲の音が聞こえるオープンイヤーのヘッドセットを使用することでさらに危険度は低下するため、街歩きなどの移動が多いイベントに適したサービスとなっています。最近では、美術館や博物館での展示品の解説や道案内アプリなど、さまざまなシーンでの活用が広がっています。

INFO

関連リンク

  1. TOKYO ART LIVE & CITY 2020 公式ページ

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