AR（拡張現実）アプリ「西播磨の山城へGO」の配信が開始されました。アプリを通して立体化された兵庫県西播磨地域の山城を、3DCG（コンピューターグラフィクス）で楽しむことができます。

出典：兵庫県ホームページ　

本アプリは、西播磨県民局の展開する「西播磨山城復活プロジェクト」の一環で、管内に130以上ある山城などの歴史遺産や史跡を、観光振興へ活かそうと企画されました。

第一弾は「利神（りかん）城」（同県佐用町平福）で、西播磨では珍しいとされる天守や、本丸や石垣の御殿など在りし日の姿を、画面上で360度様々な角度から楽しむことができます。またスポットARで指定された場所を訪れると、現地でしか楽しめないコンテンツを閲覧できます。現在、登山道整備や修復作業のため近づくことのできない利神城ですが、本アプリを開発した本岡さんは「山には登れなくても、このアプリを使って城巡りを楽しんでもらえたら」と話しています。

今後は篠の丸城（宍粟市）や感状山城（相生市）など、西播磨地域の代表的な山城が順次追加される予定です。ARアプリを活用して、今までにない山歩きを体験してみてはいかがでしょうか。