音声ガイドARで佐渡の聖地を冒険できるコンテンツ「SADO SOUND ベンチャー」リリース！「櫻坂46」森田ひかるさんと新感覚の音響体験

佐渡の聖地を冒険できる音声ガイドARコンテンツ「SADO SOUND ベンチャー」がリリースされます。佐渡観光交流機構によってリリースされる本ARコンテンツでは、世界農業遺産（GIAHS）認定を受けた佐渡の「聖地」を新感覚の音響体験で冒険することができるというもので、ユーザーは「櫻坂46」のセンターをつとめる森田ひかるさんが声で出演するナビゲートを楽しみながら佐渡を巡ることができます。

出典：佐渡観光交流機構　お知らせ

音声ガイドARコンテンツ「SADO SOUND ベンチャー」

音声ガイドARコンテンツ「SADO SOUND ベンチャー」は、ソニー株式会社のSound AR™️アプリケーション「Locatone™️（ロケトーン）」を活用しており、スマートフォンと本アプリを利用して、新たな旅〜アドベンチャーツーリズム〜を文字通り体感できる、新感覚の音響体験コンテンツになっています。また、アイドルグループ「櫻坂46」のファーストシングル「Nobody’s fault」のMV撮影地が佐渡だったことから、同グループの森ひかるさんがナビゲーターとして声で出演します。

Sound ARでは、身体の動きと連動して音を出すことができるモーションサウンド技術やソニー株式会社独自の360立体音響技術などの様々な最新技術が駆使されており、ユーザーは仮想世界と現実世界の音が混ざり合う音響体験を通して佐渡の「聖地」を楽しめます。

観光DXとして新たな可能性を探る

平成23年に島全体が「トキと共生する佐渡の里山」として世界農業遺産（GIAHS）に認定された佐渡市では、今年認定10周年を迎えた記念として、本ARコンテンツ「SADO SOUND ベンチャー」がリリースされます。佐渡観光交流機構による本企画は、令和3年度事業で観光庁から採択された「GIAHS世界農業遺産から培った佐渡食文化（酒・食）DX化事業」における取り組みとして、株式会社フェザンレーヴと協力して行われます。

本ARコンテンツ「SADO SOUND ベンチャー」は、観光DXを具現化し、コロナ禍においてもソーシャルディスタンスを保ち、蜜を避けられる企画として、今後の佐渡市における新たな旅の可能性を探る実証実験としての意義も兼ね備えています。世界農業遺産（GIAHS）認定10周年イベントが開催される2021年10月29日(金)にリリースされ、2022年2月28日まで無料で利用することができるとのことです。

ARGO編集部のひとこと

仮想世界の音を現実世界に鳴らすことができるSound ARは、ユーザーの動きに合わせたインタラクティブな音を再生したり、特定のスポットに近づくと連動した音を流したりと、立体音響技術によって、より一層没入感の高い体験を楽しむことができます。非接触で楽しめる点もコロナ禍においては大きなメリットの一つで、AR×音・音声の施策は今後さらにニーズが高まることが予想されます。