米SnapがARクリエイティブスタジオ「Arcadia」ローンチ発表!AR体験をブランドや企業パートナーに提供
米SnapがARクリエイティブスタジオ「Arcadia」をローンチすることを発表しました。本ARクリエイティブスタジオ「Arcadia」は、SnapにてモバイルAR広告を開拓した世界トップクラスの専門家チームによって提供される、より大きなAR創造のエコシステムのための技術革新をリードする新しいスタジオです。今後企業パートナーやクリエイター、ブランドなどに、最も革新的でインパクトのある効果的なAR体験を提供していきます。
ARクリエイティブスタジオ「Arcadia」
ARクリエイティブスタジオ「Arcadia」は、ARの可能性を最大限に引き出し、その実績を残すことを目的としてつくられた新たなクリエイティブスタジオ。2015年にARレンズをローンチした「Snapchat」を運営する米Snapにて、モバイルAR広告を開拓した世界トップクラスの専門家チームによって提供されます。
本スタジオでは、プラットフォームとなるアプリを横断した次世代のAR体験を開発し、企業やブランド、クリエイターと提携を組んでARの可能性を高め、Z代やミレニアル世代のユーザーを魅了するITインフラとして定着させていくとのことです。
「Arcadia」のサービス内容
本ARクリエイティブスタジオでは、様々なプラットフォームにおけるAR制作を行い、インサイト及び戦略に関するあらゆるニーズに対応するなど、技術的なスキルや高度なクリエイティビティを要するプロジェクトを担います。インサイトやワークショップ、トレンド報告という形で、AR戦略における専門知識を提供していくとのことです。
ARレンズを活用して、ARショッピングなどでのバーチャルお試し体験サービスをブランドに提供してきたSnap Inc.。同社とデロイト社による共同調査では、94%の人が2021年に比べて2022年は「同程度」もしくは「より多く」ショッピングにおいてARを使うと思うと回答したことを明らかにしています。
新型コロナウイルスによるパンデミックにおいてDX化が急加速している現在、ARはより一層ニーズが高まっていくことが予想されます。
ARGO編集部のひとこと
AR技術を活用することで、商品の色味や質感、大きさをリアルに体験できるため、商品購入に迷う消費者の背中を押すことができるほか、商品返品率の削減などの効果が見込めます。ショッピングにおけるAR導入事例は年々増加しており、美容・ファッション、家具・家電などの様々な業界における活用事例が登場しています。