ARで仁王像を体感できる企画展「善光寺さんと高村光雲」!長野県立美術館にて開催
ARで仁王像を体感できる企画展「善光寺さんと高村光雲」が、2022年4月2日(土)~ 2022年6月26日(日)まで長野県立美術館にて開催されています。AR技術で再現した仁王門の仁王像を体験できる本企画展は、善光寺の仏像調査や修復にも携わってきた東京芸術大の取り組みと、同大前身の東京美術学校で教えた彫刻家高村光雲の関わりを学びながら、ARで迫力のある仁王像を体感することができます。
長野市の善光寺の御開帳を記念して開催される企画展「善光寺さんと高村光雲」では、大正時代に制作された仁王像や三宝荒神像、三面大黒天像、などについて、東京芸術大大学院の保存修復彫刻研究室が行った近年の調査内容がパネルなどで紹介されます。また、同研究室は制作技法を解明するため仁王像の3D計測を実施し、そのデータを活用したARコンテンツが用意されています。
ユーザーは、会場に掲示されているQRコードを自身のスマートフォンで読み取ることで、画面上に出現したARの仁王像を体感することが可能です。制作に関わった高村光雲の画帳なども展示されており、ユーザーは様々な視点から展示を楽しむことができます。
ARGO編集部のひとこと
AR技術を活用することで、臨場感やリアルさを演出できることに加え、対象物の大きさや質感、迫力などをそのまま伝えることができます。自身のスマートフォンのみで完結するため、ウィズコロナ時代でも非接触で安心して楽しめるというメリットもあり、歴史や観光分野だけでなく、様々な分野において導入が進んでいます。
INFO
イベント情報「善光寺さんと高村光雲」
・開催期間:2022年4月2日(土)~ 2022年6月26日(日)
・開館時間:9:00~17:00
・休館日:水曜日
・観覧料:一般・大学生500円、高校生以下無料