ARでメガネが試着できるサービスをWarby Parkerが開始
米国ニューヨーク発の眼鏡ブランドWarby Parkerは、ARでメガネを試着できるiOSアプリ「Glasses by Warby Parker」を開発しました。
出典:WIRED.jp
Apple社が開発したiPhone(「iPhone X」以降)に搭載された3Dマッピング機能を利用し、アプリ上での「ヴァーチャル試着」(ヴァーチャル・トライオン)を実現。iPhoneのフロントカメラで自分の顔を認識させると、眼鏡をかけた様子がリアルに表示されます。
顔の向きを変えたり頭を傾けてもずれることがなく、アセテート製のフレームが光を透過する様子や、金属製の細部が光を反射する様子まで再現。本物のメガネを試着したときと違和感がないほどの高い完成度を誇るとのこと。
Warby Parkerの共同創業者兼共同最高経営責任者(CEO)のひとり、デイヴ・ギルボア氏は同社は事業を開始した9年前から、ヴァーチャル試着の実現を掲げていたそうです。「技術がわたしたちのビジョンに追いつき、思い描く体験が実現できる日を辛抱強く待ち続けました」とコメントしています。
ARGO編集部のひとこと
家にいながらメガネを試着できるのはとても便利ですね。時間の短縮にもなりますし、自分に本当に似合うメガネを見つけやすくなります。一方店舗側も店頭にすべての型やサイズを揃えておくのは難しいため、在庫の欠品をアプリ上でフォローすることができます。このようにAR技術を利用した試着サービスは、顧客と店舗、双方にとって圧倒的なメリットをもたらせます。