Google、「YouTubeストーリー」にARマスク機能を追加
2019年3月8日(金)、Google株式会社がYouTubeのクリエーター向けサービス「YouTubeストーリー」で、AIを採用したARマスク機能のリリースを発表しました。
出典:ITmedia
ARマスクは特別な深度センサーを使わず、環境マッピングによる光の反射シミュレーションを利用し、メガネへの風景の映り込みなどもリアルに再現。メガネや帽子を着用すると、仮想オブジェクトの影がつきます。さらにオクルージョン(背後にあるものを隠す機能)により、仮想のメガネが帽子に隠れているように見せられます。
YouTubeストーリーとは7日間で消える短い動画コンテンツ。クリエイターは作り込んだコンテンツではなく、日記感覚の動画を気軽に投稿できるため、ファンと活発なやり取りができます。会話はストーリーを見ている他の人も読むことが可能。ストーリーの作成・視聴はモバイル版のYouTubeアプリで行えます。なおARマスクは登録者1万人以上のクリエイターを対象にしています。
Googleは将来的に他の製品やサービスにもAR技術を取り入れるとのことです。
ARGO編集部のひとこと
ARマスクは、すでに米SnapのSnapchatや米Facebook傘下のInstagramなどでも開発されており、さまざまな企業が参入しています。また海外有名バンドがプロモーションに活用したりと、ビジネスシーンにも利用され始めています。Googleが開発したARマスクは、特別な深度センサーを必要としないためより手軽に利用できそうですね。