静岡県森町が体験型ARスタンプタリーを開催!なぞきゃら「コモコモ」と友達になろう
2019年7月20日(土)から静岡県森町は体験型施設「森町体験の里 アクティ森」で、ARとなぞきゃら、コスプレを掛け合わせた新サービス「ロール プレイング トリップ in モリマチ(略称:RPT)」を開始します。
プロジェクトの開始に先駆けて、7月10日(水)に東京都渋谷区代官山にて、「静岡県森町シティプロモーション記者発表会」が行われました。会場には「魔法使い」「遊者(ゆうしゃ)」などのRPTキャラクターのコスプレをした太田康雄町長ら4名と、森町のなぞきゃら「コモコモ」が登壇しました。
最初に森田町長が挨拶し、新サービスを企画した意図として、「人工減少のなか、町の魅力を再発信したい」という目的があったことを明かしました。また、森町のなぞきゃら「コモコモ」の名前の由来については、森町にある標高614メートルの菰張山(こもはりやま)から名付けたそう。キャラクターは「雪男・山男」をモチーフにしており、かつて森に棲んでいたとされる謎の生き物なんだとか。
RPTの遊び方は、地図を見ながら森に住む「コモコモ」が住んでいそうな地点を回り、スマートフォンのARアプリをかざして見つけ出し、友達になっていきます。集めた(友達になった)コモコモの数に応じて森町茶やコースターなどの景品をもらえます。
また有料レンタルでコスプレすると、コスチュームのある部分がARマーカーになっているため、スマホをかざすことでコモコモが現れます。 有料コスプレに関しては、大人は「魔法使い」「遊者」「妖精」「戦士」の4種類から選ぶことができ、子供は「遊者」のみコスプレできます。
世界観をRPGにした理由について、町長は「子供の頃から慣れ親しんでいるRPGをテーマにすれば、大人でも楽しめるのではないか」と考えたそうです。RPTのターゲット層はファミリー層のため、大人も子供も楽しめるテーマに設定したとのこと。
なお、メダルをたくさん集めた「遊者(ゆうしゃ)」にはオリジナルメダルが贈られます。
新サービス開始に伴い、アクティ森内にある「森のレストランかわせみ」の新メニューも登場します。
森町は首都圏からの交流人口拡大に向け、このサービスを含む「新たな魅力創出発信事業」プロジェクトを始めました。プロジェクトには、ふるさと納税の寄付金も一部活用するとしています。
ARGO編集部のひとこと
ARを利用した地域活性化イベントは年々増えており、これからもさまざまな地域やアトラクションなどで導入されるでしょう。特に本イベントのようなAR×キャラクター×スマホスタンプラリーの親和性は高く、参加者による園内の回遊対策にも有効です。
INFO
イベント情報「ロールプレイングトリップ in モリマチ」
・開催期間:2019年7月20日(土)9時~
・場所:森町体験の里 アクティ森
・〒437-0204 静岡県周智郡森町問詰1115-1