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業界初となるAR天気予報アプリ『お天気JAPAN』がリリース!『マンガ×AR・AI』で天気予報を新体験できる

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2019年7月9日(火)、島津製作所の子会社である株式会社島津ビジネスシステムズは、iPhone向けAR天気予報アプリ『お天気JAPAN』の提供を開始しました。

本アプリはARとAI(人工知能)技術を使用して、天気予報を表現する業界初の新体験アプリケーションです。 楽しくアプリを利用しながら、幅広い年代層に向けて気象への親しみや関心を高めるとともに、防災・減災に活用してもらうことを目的としています。ARでキャラクターと天気予報を楽しめるコンテンツと、大雨や地震などの防災に役立つコンテンツを併せ持った、これまでにない新しい天気予報アプリです。

AR天気予報アプリ『お天気JAPAN』では、天気予報をAR・AI技術を用いたマンガで表現することができます。

1.「飛び出す天気」 マンガキャラがテーブルの上など現実世界に飛び出し、その日の天気予報をARで表現します。

2.「AI雲メーカー」 カメラに映った物をAIが認識し、認識結果に合った雲をAR空間上に浮かび上がらせます。 小さなお子様にとっては、気象への興味・関心や学びへの契機にもなります。

防災・減災にも活用でき、下記のコンテンツを利用できます。

1.「Myウェザー」 今日明日の天気、警報注意報、15時間雨量予想を一覧できます。

2.「雨予想マップ」 今後の雨の予想と、土砂災害、浸水害危険度が詳細にわかります。

3.「地震・津波情報」 全国で発生した地震や津波予想がリアルタイムに見られます。

4.「プッシュ機能」 雨雲の接近や落雷・竜巻危険度、地震速報など防災情報を瞬時に通知します。

本アプリの制作は、島津ビジネスシステムズが企画・設計・開発を担当し、京都国際マンガミュージアム事業推進室がAR機能における3Dアニメーションの開発を担当しました。

キャラクターデザイン・監修は、京都精華大学マンガ学部特任講師の石田葉月氏が担当。3Dモデルのテクスチャや表情、動作を工夫することで、マンガの世界観を豊かに再現しました。

『お天気JAPAN』は、今後もAR・AI技術の活用を広げたコンテンツを追加するとともに、大雨発生時に身を守ることができる防災機能の拡充も進めていくとのことです。

ARGO編集部のひとこと

京都国際マンガミュージアム事業推進室協力による、3Dキャラクターの動きも豊かでかわいく、気象にまつわるさまざまな知識をAR動画を通して理解できそうですね。AR技術を用いた天気予報アプリのリリースは業界初とのこと。AR×天気予報は親和性があると思うので、今後もアプリなどが増えていくといいですね。

INFO

ARアプリ「お天気 JAPAN 」

【ストアURL】App Store(iOS)

関連リンク

  1. 島津ビジネスシステムズ 公式サイト
  2. 株式会社島津ビジネスシステムズ プレスリリース
  3. 京都国際マンガミュージアム 公式サイト

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