千葉県船橋市の三番瀬環境学習館で、ARグラスを使った夏の特別展を開催
2019年7月20日から9月1日(日)までの間、千葉県船橋市にあるふなばし三番瀬環境学習館で、夏の特別展「三番瀬探偵団、なぞの痕跡(しるし)をおいかけろ」が開催されています。
出典:ふなばし三番瀬環境学習館
本企画の流れは、1階の受付で用意された「怪人からの挑戦状」を3種類のなかから1つ選び、1階常設展示を見ながら謎の合い言葉(クロスワード)を手に入れます。そして2階の「怪人のアジト」で合い言葉を入力し、ARグラスを取得。ARグラスを使って5つの痕跡標本を見て謎を解き、痕跡標本から怪人の正体を突き止めていきます。 怪人の正体がわかると「名探偵の証」がもらえます。
見どころはARグラスを体験展示に用いた先進的な特別展に加え、全42点の東京湾や三番瀬で見られる生きものの標本など。また「リトライ」料金もあり、何度でも楽しめます(1回200円)。
そのほかにも、関連のワークショップとして「三番瀬探偵ノートを作ろう」を9月1日まで開催しています。
イベントの開催にあたり、同館・科学コミュニケーターの小澤鷹弥さんは「参加者に『生きものを探す』『残された痕跡から生きものを推理する』ことを楽しみ、理解してもらいたい。日常生活の何でもないものからも、何かしらの痕跡があるかもといったように興味を持ってもらえれば、いつでもどこでも探偵団です。干潟の探索もさらに楽しくなると思います」と話しています。
ARGO編集部のひとこと
ARグラスの装着により、解説パネルやキャプション(説明文)だけでは表現しきれない生き物や痕跡標本に関する情報を深く知ることができます。そのような点からもAR×博物館は親和性があるといえるでしょう。
INFO
ARアプリ「どん兵衛」
【ストアURL】App Store(iOS) / Google Play(Android)
「夏の特別展 三番瀬探偵団 -なぞの痕跡をおいかけろ!-」
開催期間:2019年7月20日(土)~年9月1日(日)
料金:一般700円、高校生・大学生500円、小・中学生400円、市内在住・在学の小・中学生300円、未就学児・障害者とその介助者1名 無料、リトライ・200円
※常設展示エリア利用料含む。特別展への再入場は不可
関連ワークショップ「三番瀬探偵ノートを作ろう」
開催期間:2019年7月20日(土)~年9月1日(日)まで毎日開催
受付時間:10時~12時、 13時~15時
料金:300円(しおり付きノート1冊、特別展限定シール1シート)
会場:環境学習館1Fエントランス