AR撮影が専用アプリ不要で楽しめる!非接触でイベントを盛り上げるツールが誕生
ARやVRコンテンツの開発を手がけるASATEC株式会社が2020年7月16日に「ARフォト」をリリースしました。特徴はなんといっても専用のアプリが不要ということ。通常、ARフォトフレームを利用するには専用のARアプリをスマートフォンにダウンロードすることが必要ですが、ARフォトは印刷物などに埋め込まれたQRコードにカメラをかざすだけででAR撮影が楽しめます。
ARフォトには2つのプランが用意されています。
1つは、「ARフォトフレーム」。クライアント(運用者)専用に10パターン程のフォトフレームが制作できます。レジャー施設や観光地でのフォトコンテストなどで活用できるほか、スポーツ選手やアイドルと一緒に撮影できるフォトフレームを制作すれば、イベントの集客アップも期待できます。
2つめは「ARフォトプレート」です。 現実世界を背景にして3DCGのキャラクターとの撮影が可能なため、ご当地キャラクターや企業マスコットなどを制作すれば、フォトコンテストや販促ツールとして活用ができます。
開発元のASATEC株式会社によると、ARフォトをリリースした背景には、2020年7月22日よりスタート予定の「Go To トラベル」事業に貢献したいという想いあったそう。 新型コロナウイルス感染症の影響で観光地やレジャー施設では密になるイベントは開催できません。そこで、人が密集することなく、お客さまが各々に好きなスポットで思い出の写真を撮影してもらい、撮影した写真をSNSに投稿したり、フォトコンテストに活用したりと、「非接触」で楽しめるイベントを盛り上げるツールとしての活用を想定しているそうです。
ARGO編集部のひとこと
まだまだ予断を許さない状況が続いている新型コロナウイルス感染症対策として、人が密にならず、展示品などと距離をとれるイベントが実施できるかどうかがエンターテイメント業界ではネックになりそうですね。非接触イベントに必要なツールとしてAR技術の活用がますます増えています。