ARで伏見稲荷大社の天気をチェック! QRコードからリアルタイム天気予報が見れる
ARで天気予報をリアルタイムで知ることができるサービスが伏見稲荷大社(京都市伏見区)でスタートしました。境内の案内図や休憩スポットに設置されたパネルのQRコードをスマートフォンで読み取ると、伏見稲荷大社のこの先15時間の雨の予想のグラフと参拝時に傘が必要かがわかる傘指数を表示。さらに伏見稲荷大社周辺の気象レーダーをマップ表示してくれるため、京都観光にぴったりのサービスとなっています。
天気をチェックするために活用されているのは、株式会社島津ビジネスシステムズが開発した気象レーダーARアプリ「アメミル」。
アメミルは、雨雲の接近と予報映像をAIとARによって表現。天気予報図は、AR表示の3D、マップ表示の2D、上空から俯瞰できるサテライトアイの3つのモードで表示できるほか、登録した地点や現在いる場所に1時間以内に降雨が予想されると音声とAR動画をプッシュ通知したり、 予報を気象予報士の解説を学習したAIが解説したりと、高精度のARアプリとなっています。
今回、iPhoneのApp Clipsを天気予報に応用したことにより、アプリダウンロード不要での神社周辺気象情報のスピーディな提供が実現したそうです。伏見稲荷大社に設置されたQRコードからアプリなしで天気をチェックできるのは、現状ではiPhoneのみのようですが、androidでも無料でアプリのダウンロードが可能となっています。
QRコードのパネルは、2021年10月末まで設置されるとのことです。
ARGO編集部のひとこと
Go To トラベルキャンペーンのスタートもあり、各所で観光客の増加が予想されますが、新型コロナウイルス感染症対策も考慮しなければなりません。AR技術を活用することにより、密を避けつつも、街や商業施設、飲食店などの周遊率や売上のアップが期待できます。街おこしや集客イベントとして、スタンプラリーやフォトフレームの付与など、ARを活用したコンテンツを実施するケースが増えています。
INFO
ARアプリ「アメミル」
【ストアURL】App Store(iOS) / Google Play(Android)