AR技術で家具のバリエーションの確認ができる!IKEA原宿が6月8日にオープン
2020年6月8日(月)にオープンする「IKEA原宿」で、AR技術が家具販売に活用されます。AR技術によって家具の色違いを見たり、コーディネートをすることができます。
出典:IKEA JAPAN
IKEA原宿では限られたスペースでも、店舗専用のアプリを活用して快適に家具が選べます。 売り場をショールームのように整備し、気になった家具のQRコードを店舗専用アプリ「IKEA原宿」で読み込むことで、現実の風景にARで家具を出現させ、色違いの家具を確認することが可能。商品を登録しておけば自宅でもAR配置ができ、購入前にトータルコーディネートを確認できます。
また、当日持ち帰れる商品を約900点に絞り、大型家具などの約1000アイテムはアプリを活用したオンライン注文とすることで、仕事帰りや原宿に遊びにきた若年層の「ついで買い」を誘い顧客層の拡大をする考え。その他、フォトスポットの設置をおこなうなど新たな提案方法で若年層が気軽に立ち寄れる店づくりとなっています。
IKEA原宿について
IKEA原宿は、2020年6月8日(月)に国内初となる個人向け都市型店舗として、JR原宿駅から徒歩1分の複合商業施設「WITH HARAJUKU(ウイズハラジュク)」にオープン。2階建てで売り場面積は約2500平方メートル、家具や雑貨のほか、限定商品もそろえます。従来店舗とは異なり、食品や雑貨にも注力し珍しい品揃えにしたとのこと。座って飲食ができるスウェーデンカフェや、テイクアウト専用のスウェーデンコンビニも設置されています。
イケアグループはこうした都市型店舗を増やしています。2月には法人向け店舗を渋谷駅付近に開き、今後大阪などでも開業を予定しています。都市を中心とした車離れに対応するだけでなく街中に拠点を構えブランドを発信しています。
ARGO編集部のひとこと
IKEAではこれまでもアプリ「IKEA Place」(iOS/Andoroid)で家具配置のシミュレーションができるサービスを提供していました。今後は実店舗とAR技術で組み合わせることでさらに買い物を楽しむことができそうです。 ARで家具の配置シミュレーションができる他例としては「LOWYA AR」が挙げられます。