ABEMA、ARや3DCG技術を取り入れた有料オンラインライブ「PayPerView(ペイパービュー)」機能をリリース
動画配信サービス「ABEMA(アベマ)」は、ARや3DCGを駆使した有料オンラインライブ「PayPerView(ペイパービュー)」機能のリリースを発表しました。ARや3DCG技術の活用に加え、人物と3DCG空間をリアルタイムに合成して撮影できる「バーチャル撮影システム」を導入。従来のオンラインライブと異なる、臨場感あふれた視聴体験を味わえるとのことです。
「PayPerView」とは、「ABEMA」で配信される有料オンラインライブを1コンテンツごとに購入し、アーティストのライブ、イベント、スポーツ興行、ファッションショー、舞台などさまざまなコンテンツを視聴できる機能です。本機能にはARや3DCG技術の活用に加え、人物と3DCG空間をリアルタイムに合成して撮影できる「バーチャル撮影システム」を採用。従来のCGや3D空間、ARを用いたオンラインライブと異なる、臨場感あふれる視聴体験を味わえるとのことです。
ライブ中には出演者へスタンプを送れる「応援機能」をはじめ、「コメント機能」やオンラインライブに合わせたグッズ販売のほか、2020年夏には好きなアングルからライブを視聴できる「マルチアングルライブ機能」や「投票機能」も実装予定。一方通行なライブ配信ではなく、双方向型のコミュニケーションライブを目指すとしています。
また2020年6月21日(日)には、「PayPerView」内に高品質CGで制作されたバーチャルライブ会場「ABEMAアリーナ」がオープン。第1弾アーティストとして、5人組ダンス&ボーカルグループのDa-iCE(ダイス)が、フル3DCGによるオンラインライブツアー『Da-iCE×ABEMA ONLINE LIVE TOUR 2020 -THE Da-iCE-』を開催。2020年6月21日(日)21時、7月26日(日)21時、8月16日(日)21時の全3公演にわたり独占生配信が行われます。
ARGO編集部のひとこと
新型コロナの感染者数は減少傾向にありますが、北九州市では第二波が発生するなど未だ予断を許さない状況です。そのようななかで、自宅にいながらエンターテイメントを楽しめる同社の取り組みは素晴らしく、苦境に立たされるエンターテイメント業界の新しい表現の場としての活用が望まれます。日本だけでなく世界でもオンライン化は広がっており、最近では韓国のオンラインコンサートや高級車のオンライン発表会の事例などが挙げられます。