伊勢丹新宿店でARを活用した展示がスタート ショーウインドウにスマホをかざすと映像や音楽が流れる
伊勢丹新宿店がAR技術を活用した音楽とインスタレーションを展開しています。スマートフォンのカメラでサンジェルマン中央のウインドウのメインビジュアルのQRコードをスキャンすると、Instagramのストーリーズカメラが起動。その状態でウインドウにスマートフォンをかざすと、ARエフェクトが表示され、同時に今回の展示のために製作されたオリジナル楽曲「Ria」が再生されます。
伊勢丹新宿店の企画「POWER OF FASHION」に参加させて頂きました。
— Linn Mori (@Linn_Mori) July 30, 2020
藤田二郎さんによるショーウィンドウのデザインをメインに、
haruka nakamuraさんと、Linn Moriによるコラボレーション楽曲「Ria」を制作させて頂きました。
全二部制で、第二部では音楽が変化するので楽しみにしていて下さい。 pic.twitter.com/XIRQaOKjdV
展示のテーマは、「POWER OF "FASHION"(ファッションの力)」。さまざまなカラーが融合する展示は「多様性」「寛容性」「創造性」を表現しているそうです。
新宿店では、今回初めてショーウインドウの展示にARを活用。2020年7月29日~9月22日までの期間、本館の11面のショーウインドウを活用し、訪れた人々にパワーや希望などの前向きなメッセージを発信することを目的としています。視覚からのメッセージだけでなく、ARを活用することで聴覚からも前向きなメッセージを感じることができます。
ウインドウデザインを担当したのは、アートディレクター・グラフィックデザイナーの藤田二郎氏。音楽はポストクラシカルを担うアーティスト haruka nakamuraと、注目のビートメイカー Linn Mori がコラボレーションした楽曲です。鮮やかで力強いビジュアルとゆったりとしたリズムに癒されるインスタレーションとなっています。
ARGO編集部のひとこと
今回の展示について伊勢丹は「新型コロナウイルス感染症の影響によって、変化する生活スタイルや働き方、消費行動などに戸惑う人たちに向けて、ファッションを通し、勇気や力を届け、新宿の街に彩を与え、希望に満ちた笑顔を増やしていきたい」とコメントしています。伊勢丹新宿店では、ショーウインドウにARを活用することは今回初めてとなりますが、スーツブランドのイベントやアジア初の眼鏡試着サービスなど、さまざまなシーンでAR技術が導入されています。