伊勢丹新宿店、アジア初のAR眼鏡試着サービスを導入
2019年8月28日(水)、株式会社三越伊勢丹は伊勢丹新宿本店本館1階サングラス・眼鏡コーナーの増床リニューアルに伴い、ARを利用したバーチャル試着機能を導入しました。
出典:株式会社三越伊勢丹
世界最大の眼鏡企業・イタリアのルックスオティカ(LUXOTTICA)が開発したデジタルプラットフォーム「バーチャルオプティカルストア」を活用。シャネル、プラダ、レイバンなどルックスオティカが手掛ける14ブランド、合計3000点以上の商品をiPadで閲覧し、バーチャル上で試着・オーダーができます。
AR眼鏡はバーチャルミラーリング技術による高解像度のリアルタイムレンダリングによって表示されます。眼鏡を実際に着用しているような感覚を味わえるだけでなく、自分の姿をさまざまな角度から確認できます。商品は店頭にないモデルの取り寄せも可能とのこと。
担当バイヤーである小林嵩伊勢丹新宿本店婦人・雑貨・子供MD統括部新宿婦人雑貨営業部MDマーチャンダイザーは、「デジタリゼーションにより向上した販売・サービスで、今までにない購買体験をしてほしい」と語っています。
「バーチャルオプティカルストア」は欧州ではすでに導入済みですが、アジアでは同店が初めて。今後は日本の他店舗にも広げていく予定です。
ARGO編集部のひとこと
AR眼鏡は自分が眼鏡を掛けた状態でも試着できるため、視力の低い人でもかけた姿を確認しやすいという利点があります。また着用イメージをメールやSNSにも送れるため、着用姿を仲間に確認してもらうこともできそうですね。眼鏡のバーチャル試着機能は、アメリカやヨーロッパではすでに広がりつつあるサービスなので、伊勢丹新宿店を皮切りに日本にも普及するのを期待しています。